最終更新日:2019年04月27日

ショッピングローンの審査は甘くない?意外なデメリットと利用できないときの解決策

高額な家電やブランド品、時計などを一括で支払いをするのが難しい場合にはショッピングローンを利用するという方法もあります。

分割払いにすれば無理なく商品代金を支払うことができ、今の手持ちだけでは欲しい商品が買えないという方、支払いはできるけど一括だと口座残高が心配という方にはおすすめの方法です。

しかし、ショッピングローンにも審査があるので、通過しないことには利用はできません。

家電量販店などの店頭だと店員さんにショッピングローンという方法を紹介してもらい申し込みをすることもありますが、実は、誰でも簡単に審査に通るというわけではなく、審査に落ちてしまい分割での支払いができないということもあるのです。

まずは、ショッピングローンとはどのような仕組みなのか、審査ではどのようなポイントがチェックされるのかを把握しましょう。

この記事では以下のことを説明していきます。

【この記事で分かること】
・ショッピングローン審査の流れと審査基準
・ショッピングローンの審査に落ちてしまう原因
・知っておきたいショッピングローンのメリット、デメリット
・ショッピングローンの審査に落ちてしまったときの対処法

審査基準や考えられる審査落ちの原因だけでなく、もし落ちてしまった場合にどうすれば良いのかについてもふれているので、ぜひ最後まで読んでください。

ショッピングローンで買い物ができる仕組みとは?

一方、ショッピングローンを利用する場合には、この2者に加えて、「信販会社」が登場します。

一括で商品代金の支払いができないときは、購入者は信販会社と分割払いの契約を結び、信販会社が代金の全額を立て替えて販売店への支払いを行うのです。

販売店は信販会社から商品代金を一括で支払ってもらっているので商品を渡したのに支払いがされないというリスクはありません。

ただ、実際にお金を払うのは信販会社になるため、購入者は商品代金を支払う能力があるかどうかの審査を受けて、通過しないことにはショッピングローンは利用できないのです。

また、立て替えをしてくれた信販会社には分割代金+手数料(金利)を商品代金の完済まで支払いをしていきます。

そのため、一括で支払ったときよりも総額が増えることになるのです。

ショッピングローンを提供している主な信販会社

一括払いできるお金がなくても買い物が可能なショッピングローンは便利ですが、いつでも、どこでも利用できるというわけではありません。

買い物をする店舗が信販会社と契約を結んでいないことには、ショッピングローンを使いたくても利用することはできないのです。

そのため、ショッピングローンが利用できるかどうかはお店ごとに確認が必要になります。

ショッピングローンのサービスを提供している信販会社はクレジットカード業務も行なっているため、聞いたことがある会社もあるのではないでしょうか?

家電量販店でのショッピングローンを例に主な会社を紹介していきます。

ショッピングローンを提供している主な会社

信販会社 サービス名 家電量販店
オリエントコーポレーション Orico Webクレジット ショッピングクレジット ビックカメラ
セディナ ショッピングクレジット ヨドバシカメラ
ジャックス ショッピングクレジット WeBBy(ウェビー) ヤマダ電機

グローンはショッピングクレジットとも呼ばれており、家電量販店の店頭での申し込みの他、ネットショップだとWeb上での手続きも可能です。

また、一つのお店が複数の信販会社と契約しているケースもあり、いくつかの会社の中からショッピングローンを選んで分割払いの申し込みをするということもあります。

加えて、特定のメーカーの商品だけショッピングローンが利用できるという場合もあり、iPhoneやMacなどのapple製品ではオリコ(オリエントコーポレーション)のショッピングローンを使うことができるのです。

店頭で欲しい商品を見つけたけど一括での購入ができないというときは、お店の方に相談してみると良いでしょう。

ショッピングローンの利用には「〜何万円以上の商品」といった金額の条件がある場合もあります。 そのため、比較的、値段が安い商品ではショッピングローンに対応している店舗であっても信販会社を通して分割払いをすることができないケースもあるので注意が必要です。

ショッピングローンの審査にかかる時間

ローンの申し込みと聞くと審査や手続きにとても時間がかかるものだと思うかもしれませんが、ショッピングローンの場合には數十分で完了する場合が多いです。

店頭で申込書を記入するとお店側がFAXなどで書類を信販会社に送り、分割払いの審査が開始されます。

その後、申込書に記入した電話番号に本人確認のための連絡が来ることもあります。

また、ネットショッピングで利用する場合には、ショッピングローンの審査に通った後に商品発送の手続きなどが行われていくことになるのです。

ショッピングローンとクレジットカードの違い

ショッピングの代金を「分割払い」する方法は、信販会社のローンを利用する以外にも方法があります。

おそらく、クレジットカードの分割払いの方が利用経験がある人は多いのではないでしょうか?

信販会社であるオリコ、セディナ、ジャックスなどはクレジットカードの取り扱いもしているため、少し分かりにくいかもしれませんが、ショッピングローンを利用するのとはまったく別の方法になります。

クレジットカードは一括払いが基本ですが、店舗によっては2回払い、3回以上の分割払いでショッピング代金の引き落としが可能です。

クレジットカードで分割払いをする場合には、そもそもカードを持っていないと駄目ですが、お店側が分割払いに対応していればショッピングローンが利用できない店舗でも分割可能になります。

ショッピングローンの契約を結ぶまでの流れと必要な書類

店頭でのショッピングローン利用の流れと、必要な書類を説明していきます。

ショッピングローン契約の流れ

流れ 内容
①申込書の記入(利用者) ショッピングローンの申込書を店頭で記入し、お店側に提出をします。
②申込書の送信(店舗) 店舗側が申込書を受け取ったら信販会社にFAXなどで送信します。
③審査の実施(信販会社) 信販会社にFAXが届いたら、審査が開始されます。また、審査の過程で勤務先への在籍確認や、本人確認が行われることがあります。
④審査結果の連絡(信販会社) 審査が完了すると信販会社から店舗へと連絡があります。
⑤商品の引き渡し(店舗) ショッピングローンの審査に通過した場合には、店舗側から利用者へと商品の引き渡しが行われます。
⑥請求書の送付(店舗) ショッピングローンの契約をした商品代金の請求書を店舗から信販会社へと送付します。
⑦商品代金の振込(信販会社) 請求内容に基づいて、信販会社は商品代金の支払い(立て替え)をします。
⑧分割での支払い(利用者) 利用者は商品代金を立て替えた信販会社へ毎月支払いを行っていきます。口座振替での支払いが一般的なので、残高が十分にあれば特別な返済手続きをする必要はありません。

店舗や利用する信販会社によって流れが異なる場合もありますが、基本的には上記のような流れで手続きが進んでいきます。

工程が多く複雑に感じるかもしれませんが、利用者は申込書の記入を行うくらいです。

後は、契約内容に基づいて毎月返済をしていきます。

また、申込書は店頭で貰えますが、ショッピングローンの契約には次のようなものが必要になるケースが多いです。

【ショッピングローンで必要になるもの】
・本人確認書類(運転免許証など)
・振替口座が分かるもの(キャッシュカード、通帳など)
・銀行印(口座振替に利用する銀行のもの)

など

後日、契約書などが自宅へと郵送されるケースでは、そのときに口座振替依頼書の記入と銀行印の捺印をしてください。

最初からショッピングローンを利用すると決めているなら、念の為、持参すると安心でしょう。

ショッピングローンには審査あり!必ずチェックされる項目とは?

では、ショッピングローンを利用するための審査ではどのような項目がチェックされるのでしょうか?

審査の基準は信販会社によって違いますが、簡単に言えば、立て替えをした商品代金をしっかりと遅れなく支払う能力があるかどうかを判断されることになります。

ショッピングローンの審査は色々な項目から総合的に行われますが、支払能力を判断するためには主に次のような項目がチェックされると思ってください。

【審査で見られる内容】
・商品代金の支払いができる収入があるか
・収入は安定しているか
・信用情報に問題はないか

商品代金の支払いができる収入があるか

少し法律的な話になりますが、消費者金融やクレジットカード会社でローンを組む場合には総量規制の対象となるため、収入がない方は利用できません。

一方で、ショッピングローンは割賦販売法という法律が適用されるため、総量規制の対象にはならないのです。

そのため、働いていない専業主婦の方、学生の方でもショッピングローンの申し込みができます。

ただし、収入がない、少ない場合には審査で不利になることは間違いありません。

審査結果は申し込みをしてみないと分かりませんが、高額な商品の分割払いだと審査通過は難しいでしょう。

収入が安定しているか

また、収入の有無、大小だけでなく、将来も継続してその収入が見込めるかどうかも重要になります。

ショッピングローンの返済は長いと5年(60回払い)に渡るため、今現在の収入だけでなく、将来の収入見込みについても審査の対象となるのです。

例えば、アルバイトやパートで働いている場合には、正規雇用と比べて収入の安定性の評価は低くなるでしょう。

また、派遣社員、契約社員、自営業者なども収入の安定性という面での評価は高くありません。

信用情報に問題がないか

ショッピングローンの審査を行う信販会社は「信用情報機関」に加盟しています。

信用情報機関では、クレジットカード、ローン、分割払いなどの契約、利用情報がすべて管理されており、ショッピングローンの申し込みをすると信販会社は申込者の情報照会を行うのです。

例えば、クレジットカードの支払いに未払いがあったり、カードローンの返済に遅れがあったりする場合にはショッピングローンの審査に影響があります。

また、携帯・スマホの端末代金の分割払いなども信用情報には登録されているので注意してください。

ショッピングローンの審査基準は甘くない!審査に落ちる5つの原因

ショッピングローンも立派なローンなので、審査が甘いわけではありません。

当然、評価が低い方はショッピングローンの利用ができないということになります。

「ショッピングローンの審査に落ちてしまった!」という方は、次の5つに該当していないかをチェックしてみてください。

また、これからショッピングローンに申し込みをするという方にとっても、どのような場合に審査に落ちてしまうのかを把握しておくことは審査対策になるでしょう。

ショッピングローンの申込内容に不備があると審査に落ちる可能性が高い

ショッピングローンの申込書には次のような内容を記入します。

【申込書の記入内容】
・氏名
・生年月日
・電話番号
・住所
・居住形態と居住年数
・同居している家族の人数
・年収
・勤め先
・連帯保証人の情報
・引落口座の情報

審査をする過程で、いずれかの項目に誤り、虚偽が発覚した場合にはショッピングローンの利用はできないでしょう。

申込内容が正しいかどうかは本人確認書類や電話連絡などで確認が行われるため、故意に誤った内容で申し込むことはもちろん、記入間違い、記入漏れがないかもしっかりとチェックしてください。

とくに、住所や電話番号に間違いがあるとハガキや電話での連絡がつかないため契約ができません。

勤め先の住所や電話番号がうろ覚えという方は、ネットで検索したり、名刺などで確認したりした上で、正しい情報を記載するようにしましょう。

学生や専業主婦の方がショッピングローンを利用する場合には、連帯保証人を立てた上で申し込みをすることが多いです。 連帯保証人の欄は、利用者ではなく、保証人になる方が記載をするようにしてください。

ショッピングローンの代金に対して収入が少ないと審査に通りにくい

ショッピングローンは連帯保証人がいれば、利用者本人に収入がなくても申し込みができます。

また、分割払いにしたい商品の金額が高額でなければ、アルバイトやパート勤務でそこまで収入が多くはないという方でも利用は可能でしょう。

ただ、自身に収入がない方、収入が少ない方は審査では不利になります。

そのため、数十万円を超えるような商品やサービスでショッピングローンを利用したいという場合の審査基準は厳しく、ローンを組めない可能性も十分に考えられるのです。

専業主婦、学生がショッピングローンを利用する条件

ショッピングローンは働いていない専業主婦、学生の方でも条件を満たせば申し込みができます。

細かな条件は信販会社によって違いますが、基本的には①年齢、②連帯保証人の2点が最低限の利用条件となるでしょう。

ショッピングローンは未成年の方であっても利用可能であり、オリコの場合には満18歳以上であれば申し込み可能としています。

ただ、自身に収入がない方だと連帯保証人を立てなくてはいけない場合も多いです。

また、ショッピングローンの申し込みで記載する年収は、カードローンなどで申告する年収とは異なり、仕送りなども含めて良い場合があります。

詳しい条件などは店頭で確認しながら、申込書の記入を進めていくと良いでしょう。

アルバイト、パートでもショッピングローンの利用は可能

ショッピングローンは正社員以外でも利用可能なので、アルバイトやパートでも収入がある方なら連帯保証人は不要で申し込みができます。

申込書には勤務先を記入する欄があるので、バイト先、パート先を正確に記入しましょう。

ケースバイケースですが、審査の結果によっては申込書に記載の職場が正しいかどうかを電話で確かめる在籍確認が行われることもあります。

ただ、「○○さんはいらっしゃいますでしょうか?」というように電話の取り次ぎを求めるだけなので、ショッピングローンの申し込みをしたということが職場にバレる心配はありません。

もちろん、ショッピングローンの申し込みをしたときは職場にはいないはずなので、「○○は本日はお休みをいただいております。」といった内容でも、所属していることさえ確認ができれば大丈夫です。

収入の安定性は雇用形態や勤続年数でも判断される

先ほどもふれましたが、ショッピングローンは分割で支払いをしていくため、収入が安定しているのかも審査のポイントになります。

アルバイト、パート、派遣社員などは景気や業績によっては正社員よりも解雇されやすいため、収入の安定性という評価では低く見られてしまうのです。

また、正社員であったとしても勤続年数が短い場合には評価が低くなります。

とくに、勤続年数1年未満は離職のリスクがあると判断されやすいので、高額な商品をショッピングローンで分割払いにするのは難しいこともあるのです。

ただ、アルバイト、パートだと利用できない、勤続年数1年未満だと利用できないというわけではありません。

複数の項目から総合的に審査をするので、勤続年数1年未満のアルバイト勤務であっても問題なくショッピングローンが組める可能性も十分にあるのです。

信用情報がブラックだとショッピングローンの審査には通らない

ショッピングローンは総合的に審査をすると言いましたが、もし信用情報がブラックならかなりの確率でローンを組むことはできません。

ショッピングローンに限らず、ローンの審査は「属性情報」「信用情報」の2つを確認していきます。

属性情報とは、年収や雇用形態、居住形態などの申込書に記入した内容だと考えて大丈夫です。

一方、信用情報とはクレジットカード、ローンなどの金融商品の利用状況、契約状況の記録だと思ってください。

信用情報に傷がついているブラックな状態だと、いくら属性情報の評価が高くても、ローンの審査には通らないと言われています。

次の内容に心当たりがある方は信用情報がブラックになっている可能性が高いです。

審査結果を決めるのは信販会社ですが、もし次の1つにでも該当する場合にはショッピングローンの利用は難しいでしょう。

【信用情報がブラックになるケース】
・2ヶ月〜3ヶ月以上の長期延滞をしたことがある
・過去に債務整理を行ったことがある
・カードを強制解約されたことがある
・携帯電話料金の未払いがある
・3ヶ月以上の奨学金の滞納がある

信用情報は開示手続きで確認ができる

もし過去に滞納、債務整理などをしたことがあるという方は信用情報の開示手続きをすることでどのような登録がされているかを確認することが可能です。

また、信用情報にはデータの保存期間が決められています。

そのため、一定の年数が経過していれば信用情報はブラックからホワイトな状態へと回復するのです。

「信用情報に傷がついているかも」という心当たりがある方は、信用情報の開示をしてみると良いでしょう。

滞納しても信用情報がブラックにならないケースもある

カードローンやクレジットカード、割賦販売(ショッピングローンなど)を滞納すると、2ヶ月〜3ヶ月が経過した時点で金融機関は信用情報機関へと「長期延滞」を報告します。

ただ、中には滞納していても信用情報がブラックにならないものもあるのです。

例えば、税金、水道光熱費、家賃、インターネット料金などは支払いが滞っていてもブラックリストには載りません。

なぜ、このような違いが生まれるのでしょうか?

滞納したときに信用情報に影響があるかどうかは、支払い先が信用情報機関に加盟しているかを確認すれば分かります。

消費者金融や信販会社、銀行は信用情報機関に加盟しているため、そこでの契約状況、利用状況は随時、加盟先へと報告されるのです。

一方で、公共料金や税金の支払いなどは、そもそも信用情報に登録されるような内容ではないため、たとえ滞納してしまったとしてもショッピングローンの審査には影響しません。

保証会社を利用して賃貸契約をしている場合には、家賃の支払いが遅れると保証会社を通して信用情報機関へと報告が行われます。

また、信用情報への影響がないからと言って、滞納して良いわけではありません。

信用情報機関に登録はされなくても、滞納先の内部情報として要注意人物と見なされる可能性もあるので注意してください。

他社借入もショッピングローンの審査に影響する

しっかりと正社員として働いていて安定した収入があり、信用情報に問題がないという方も、他社借入の状況によっては審査に落ちてしまう可能性があります。

信販会社が信用情報機関へと申込者のデータ照会を行うと、クレジットカードやカードローンの利用状況、契約状況も確認することが可能です。

そのため、信販会社は、どこから何万円を借りているのか、いくらまで借りることができるのかなども把握することができます。

他の会社への支払いがある場合には、その点も考慮した上で返済能力の審査が行われるため、他社借入が多すぎるという方の評価は低くなるのです。

返済能力を審査するときは現在の借入金額だけでなく、契約金額もチェックされます。

例えば、カードローンで3万円しか借りていなくても、契約限度額が50万円だと、その金額は借りているものと見なされるのです。

もし、まったく使っていないカードローン、クレジットカードのキャッシング枠があるなら解約しても良いでしょう。

利用前に知っておきたいショッピングローンのメリット・デメリット

これからショッピングローンを利用しようと思っている方は、そのメリット、デメリットを知っておきましょう。

一括で支払いをする手持ちがないときでも商品の購入ができるショッピングローンは便利ではありますが、デメリットもあるのです。

ショッピングローンのメリット

ショッピングローンで支払いをするメリットは次の3つです。

①買い物と同時に申し込みができる

②金利(分割手数料)を負担してくれる場合もある

③総量規制の対象にならない

買い物と同時に申し込みができる

ローンを組むには手続きや審査などで時間、手間がかかるイメージがありますが、ショッピングローンの場合には比較的、スピーディに契約を完了できます。

さらに、買い物をするときに店舗で同時に申し込みができるため、手間と言えば申込書類の記入くらいです。

審査結果が出るまでにかかる時間は審査状況によって違いますが、早い場合には数分で結果が出ることもあり、店頭での待ち時間は長くはありません。

例えば、オリコの「Orico Webクレジット」は最短3分で審査結果が分かります。

分割手数料(金利)を負担してくれる場合もある

ショッピングローンを利用すると、分割回数と商品代金に応じて手数料(金利)がかかります。

ただ、かなりの分割回数まで手数料を信販会社やメーカーが負担してくれるケースもあるので、その場合には金利0円で分割払いができるのです。

ビックカメラの店頭でショッピングローンを利用する場合には、金額に応じて60回までは無金利での分割払いができます。

ビックカメラ店頭でのショッピングローン

無金利の条件 無金利での分割回数
ビックカメラの指定商品 最長60回まで
税込10万円以上 最長36回まで
税込5万円以上 最長12回まで
アウトレット品展示処分品 最長12回まで
税込2万円以上 最長6回まで
税込1万円以上 最長3回

また、apple製品でオリコのローンを利用する場合には24回までの金利は無料ですが、30回からは次の分割金利が適用されます。

Apple Storeでのショッピングローンの金利

分割回数 金利
6、10、12、18、20、24回 0%
30回 6.59%
36回 7.90%
48回 10.60%
60回 13.30%

※ 最大24ヶ月の分割金利0円のキャンペーンは、2019年6月30日まで税込30,000円以上の支払いで利用可能です。それ以降はキャンペーン内容が変更される可能性もあるので、公式サイトで確認をしてください。

総量規制の対象にならない

総量規制とは、消費者金融やクレジットカード会社などの貸金業者に適用される「申込者の年収の3分の1を超える金額の貸し付けをしてはいけない」という法律です。

ショッピングローンは総量規制の対象にはならず、割賦販売法という別の法律が適用されます。

そのため、申込者に年収がなくてもショッピングローンであれば利用可能です。

ただ、信販会社によって規約が異なる場合もあるので、詳しくは店頭で確認してください。

ショッピングローンのデメリット

ここまでは、ショッピングローンの長所について説明してきました。

しかし、信販会社を通して分割払いをする場合にはデメリットもあるので注意してください。

ショッピングローンのデメリットは次の3つです。
①審査結果を店頭で待つ必要がある
②返済方法の自由度がない
③1つの商品につき1つのローン契約が必要

審査結果を店頭で待つ必要がある

ショッピングローンの審査結果が分かるまでは比較的、早いですが、それでも店頭で連絡を待たなくてはいけません。

待ち時間が不要なクレジットカードでの分割払いと比較すると手間がかかるのです。

さらに、ショッピングローンは申し込みをしても否決されてしまうケースもあるため、審査に落ちてしまうと待ち時間が無駄になってしまいます。

返済方法の自由度がない

ショッピングローンを利用すると毎月一定の金額が銀行口座から引き落とされていきます。

また、分割回数は申し込み時に決めているため、途中で分割回数を増やすということは基本的にはできません。

利用するショッピングローンによっては固定返済+ボーナス払いの指定も可能ですが、毎回の返済金額の調整はしにくいです。

どうしても指定の金額を支払えない場合、多めに返済をしたい場合でも決まった金額の支払いになります。

ショッピングローンでも信販会社への電話連絡、ネット上からの手続きをすることで、返済金額、回数の変更や、残額の一括返済ができる場合もあります。

早めに全額の支払いをすることで分割手数料がかからないこともあるので、余裕がある方は早期完済も検討してください。

1つの商品につき1つのローン契約が必要

ショッピングローンで購入ができるのは一つの商品だけです。

そのため、高額な家電などをまとめ買いしたいときには必要に応じて複数のローンを利用しなくてはいけません。

分割払いしたい商品が複数ある場合には、2つ以上のショッピングローンを組むことはできますが、利用金額は増えるので審査には通りにくくなります。

高額な商品がいくつもあるとショッピングローンが利用しにくいこともあるので注意してください。

ショッピングローンを組めなかったときの解決策

ショッピングローンが組めなかったとしても、別の方法を利用すれば分割での支払いができます。

もちろん、ショッピングローンの審査に落ちた時点で、手持ちがあるなら現金やクレジットカードで一括払いをするという選択肢もあるでしょう。

ただ、それでは支払いが厳しいという方は次の3つの方法を検討してください。

【ショッピングローンが組めないときの解決策】
①クレジットカードの分割払いをする
②フリーローンを利用する
③カードローンを利用する

クレジットカードの分割払いをする

クレジットカードを持っている方は、カードの分割払いを利用するという方法があります。

ショッピングローンのように審査を待つ必要はなく、レジで支払いをするときに回数を伝えるだけで分割払いが可能です。

また、一括払いで決済をした後に会員サービスから分割払いに変更できることもあります。

クレジットカードの分割払いで注意したいのが手数料(金利)です。

ショッピングローンだと金利を信販会社やメーカーが負担してくれる場合もありますが、クレジットカードだと3回以上の分割払いでは手数料がかかります。

手数料の利率はクレジットカードによって違いますが、楽天カードの場合には分割回数に応じて次の金利が適用されます。

楽天カードの分割金利

支払回数 金利(実質年率) 100円あたりの手数料
3回 年12.25% 2.04円
5回 年13.50% 3.40円
6回 年13.75% 4.08円
12回 年14.75% 8.16円
18回 年15.00% 12.24円
24回 年15.00% 16.32円
30回 年15.00% 20.40円
36回 年15.00% 24.48円

2回までの分割であれば手数料はかからないため、一括では厳しいけど2回払いなら大丈夫という方はショッピングローンを利用せずに、クレジットカードで2回払いをした方が良いでしょう。

フリーローンを利用する

フリーローンは銀行などの金融機関で組むことができます。

住宅ローンや自動車ローンなどは目的別ローンと呼ばれ、ローンごとに利用できる商品が決まっていますが、フリーローンは契約時に申請をすれば自由な目的でお金を借りることが可能です。

金融機関が扱うローン商品の中だと金利は低めですが、銀行に申し込みをしてから実際にお金を借りられるまでには1営業日以上かかる点はデメリットでしょう。

まずは銀行などにフリーローンの申し込みをして、審査結果の連絡を受けた後で契約の手続きをします。

必要な金額が指定の口座に融資されるので、現金を引き出した後、店舗で支払いをしてください。

カードローンを利用する

また、より自由な使い道ができる方法としてはカードローンがあります。

フリーローンはお金の使い道を申し込み時に申請しないといけませんが、カードローンであれば資金使途は原則自由です。

契約をした限度額の範囲内であれば、好きな金額を自由に借り入れできるため、たとえ欲しい商品が複数あっても問題ありません。

カードローンで借りたお金は毎月1回返済をしていきますが、最低返済金額であれば多めに返済することもでき、返済方法も口座引き落とし以外にも、ATM返済、ネット返済、銀行振込などが利用できます。

消費者金融のカードローンであれば最短30分で審査が完了するので、すぐにお金を借り、買い物をすることも可能です。

【まとめ】ショッピングローン審査は甘くない!落ちた場合はカードローンも検討しよう

ショッピングローンを利用すると信販会社が商品代金を立て替えてくれます。

後は分割払いで商品の代金と手数料を信販会社に支払っていけば良いので、手持ちがない方、一括での支払いが難しい方にはとても便利な支払い方法です。

ただ、ショッピングローンを利用するためには信販会社の審査に通過しなくてはいけません。

そのため、人によっては落ちてしまう可能性も十分に考えられます。

ショッピングローンが利用できなかったという方は、カードローンを利用すれば同じように分割払いをすることが可能です。

カードローンでお金を借りるときは、借りたお金を消費者金融や銀行などに分割で支払って行くことになります。

簡単にショッピングローン、クレジットカードの分割払い、カードローンの3つの方法の違いをまとめました。

3つの分割払い方法の違い

ショッピングローン クレジットカード(分割払い) カードローン
審査時間 最短数分 カード発行済みだと審査は不要 最短30分
支払い先 信販会社 カード会社 金融機関
返済方法 口座振替 口座振替 ATM 口座振替 ネットバンキング 銀行振込
メリット ・信販会社が金利を負担してくれる場合がある ・連帯保証人がいれば専業主婦、学生も利用可能 ・クレジットカード対応店舗であれば分割払いが可能・クレジットカードのポイントが貯まる ・申し込み後、最短1時間程度での借り入れが可能 ・限度額の範囲内で繰り返しの借り入れができる ・資金使途が原則自由
デメリット ・お金の使い道や返済方法の自由度がない ・ショッピングローンが利用できない店舗もある ・「〜万円以上」の商品などの条件がある ・分割回数3回からは手数料がかかる・カードのショッピング枠を圧迫する ・自身に収入がないと申し込みができない

ショッピングローンは信販会社やメーカーが金利を負担してくれるケースがある点は大きなメリットになります。

ただ、数ヶ月で支払いができるような場合には、より自由に借り入れ、返済ができるカードローンを利用しても良いでしょう。

消費者金融のカードローンだと無利息期間がある商品も多く、初回契約後の一定期間は金利が発生しません。

また、一部の銀行カードローンだと自身に収入がない専業主婦の方でも申し込みが可能です。

返済だけを行っていくショッピングローンとは違い、カードローンは限度額内であれば自由に現金を引き出せます。

欲しい商品が複数ある方、しばらくお金を借りる機会がありそうな方はショッピングローンではなく、カードローンが向いているでしょう。

ショッピングローンとカードローンは審査基準が違うので、信販会社の審査に落ちてしまったという方でもカードローンでお金を借りられる可能性は十分にあるのです。

ショッピングローンが組めなかった方、カードローンのメリットに魅力を感じた方は、ぜひ消費者金融や銀行でお金を借りる方法も検討してください。