最終更新日:2019年01月24日

カードローン返済の方法を銀行員が徹底解説!延滞を防ぐポイント

「カードローンを始めたいけど返済ってどうするんだろう…」
「借りたはいいけど返済の方法がわからない…」
という方も多いのではないでしょうか?
今回はカードローンの返済方法や損しないためのポイントを徹底解説します。

カードローンの返済方法の種類と流れ

金融機関によりますが、多くのサービスでは以下のような返済方法が一般的です。

自社のATMで返済

もし近くに自社ATMがあるのであれば、できる限り自社ATMで返済しましょう。大手の銀行や消費者金融、ネットバンキングの会社は、自社で用意したATMを設定しています。

基本的に自分が利用しているカードローンと同じ企業のATMを利用すれば、日中は手数料無料で返済することができます。深夜に返済したくなった場合も他社のものと比較して安く済む場合が多く、中には深夜も無料で返済できる企業もあります。近くに自社ATMがあればできるだけ自社のものを利用しましょう。

一方、近くに自社ATMがない場合、遠くまで返しに行くのが面倒というデメリットもあります。特にネット銀行が提供しているカードローンはATM設置数が少ないことが多く、なかなか自社ATMを探すのが難しいかもしれません。カードローンを借りる際は近くにATMがある会社を選ぶのも重要ですね。

提携先のATMで返済

近くに自社ATMがなければ、提携先ATMでの返済が便利です。自社ATMと比べて若干手数料は高くなりますが、せいぜい200円程度の違いでしょう。

やはりなんといってもコンビニATMが便利ですね。コンビニに寄ったついでに気軽に返済できるのが最大のメリットです。また24時間利用可能なことが多いため、仕事柄帰りが遅くなっても返済できます。

このようについつい多用してしまう提携ATMですが、長期間借りる方は注意が必要です。毎月提携先ATMで返すことが習慣になってしまうと、塵も積もれば山となるで、手数料による出費がかさんでしまいます。例えば3年間で返済するカードローンを借りて、手数料が216円の提携先ATMを利用し続けた場合、ATM手数料だけで合計7,776円(216円×36回)かかってしまう計算になります。できるだけ自社のATMで返済するよう心がけましょう。

返済用口座に振り込む

少し前までメジャーだった返済方法です。返済用の銀行口座に振り込むことで返済を行います。

メリットとしては、普段から口座振込をよく利用している人にとって、慣れ親しんだ方法で返済を行うことができる点が挙げられます。特にお年寄りの方などにとってわかりやすいかもしれません。

しかし、コンビニなどのATMが発達した近年においては、わざわざ返済用口座への振込をするメリットは少なくなってきているかもしれません。振込手数料は利用者が負担しなけらばならないほか、営業時間の影響でタイムラグが発生したりする恐れがあります。

銀行引き落としで返済

約定返済でカードローンを組む際によく用いられる返済方法です。約定日がくると自動的に返済額が引き落とされるため、うっかり忘れを防止することができます。延滞をすると「この人は過去に延滞をした」という信用情報が残ってしまいますが、銀行引き落としで自動的に引き落としにしておけば安心してローンをくむことができます。

一方、通帳にカードローンを利用した記録が残ってしまうのがデメリットです。家族にカードローンを内緒にしたい人は通帳を見られないようにする必要がありますが、隠し通すのは難しいのでATM返済を利用しましょう。

なお、引き落としの際の手数料は利用者が負担するパターンが多いです。

インターネットで返済

インターネットバンキングの普及に伴い、近年利用する人が増加している返済方法です。有名どころだと新生銀行カードローンレイクやみずほ銀行カードローンなどが対応しています。

パソコンやスマートフォンから気軽に返済できるのが最大のメリットです。24時間利用できるため日時を気にする必要がないほか、わざわざATMに行かなくても返済できます。

また、通常の口座振込では返済処理にタイムラグが発生しますが、インターネットバンキングが提携している口座を利用すると即時反映されるサービスもあります。

ただし、こちらも通帳に記入すると返済の記録が残ってしまいます。家族に知られたくない方は注意しましょう。

店頭窓口で返済

直接店舗に行って現金で返済する方法です。ATMやインターネットをうまく利用できる自信のない方にとってはありがたい返済方法かもしれません。

また、利用手数料は無料なので近くに店舗がある方は検討してみてください。

自分に合った返済形態を選ぶ

カードローンの返済形態としては、「どのタイミングで払うか」と「いくらずつ返済するか」で分けられます。

どのタイミングで返済するか

カードローンの返済のタイミングは大きく分けて2種類あり、「約定返済」と「随時返済」に分かれます。

約定返済

毎月の決まった期日までに、予め決められた金額を返済することです。

繰り上げ返済(随時返済、追加返済とも言います)

約定返済とは別の日程に、状況に応じて返済することです。言い換えると、先ほど説明した約定返済とは必要最低限の返済であるのに対し、繰り上げ返済は臨時的な返済ということができます。
繰り上げ返済を活用することで早期に返済が完了し、全体的な利息額を節約することができます。余裕のある方は積極的に活用しましょう。

「繰り上げ返済」は会社によって「随時返済」、「追加返済」とも呼ばれます。

いくらずつ返済するか

カードローンの毎月の返済額の決定方法は大きく分けて2種類あり、「分割払い」と「リボ払い」に分かれます。

分割払い

分割払いは、返済の支払回数があらかじめ決められている返済方法です。クレジットカードの支払いで「分割払い」にしたときと同じ支払い方法になります。

分割払いのメリットは、支払回数が決まっているため、借入額にかかわらず一定の期間で返済が完了することです。だらだらと返済が長期化してしまうといった心配がありません。毎月返済する金額は借りた金額とそれに対する利息の合計額を分割回数で割ることで決定します。

リボ払い(リボルビング払い)

リボルビング払いは、毎月の支払額があらかじめ決められている返済方法です。よく「リボ払い」と呼ばれています。

リボ払いは毎月の支払額が一定に抑えられるので、買い物がしやすく、支払いの計画が立てやすいというメリットがあります。多くのカードローンではこのリボ払いが採用されています。

一方、無計画に利用すると支払い残高が増え、支払期間が長くなってしまったり、毎月の支払額が増えたりしてしまいます。きちんと返済計画を立てた上で利用しましょう。本記事の後半に返済シュミレーションもあるので、あわせてご利用ください。

返済のコツ

一括返済する

「一括返済できるなら最初からカードローンなんか使ってないわ!」と思うかもしれませんが、もしボーナスが入るなどして返済にかなり余裕ができた場合、一括返済してしまったほうが得なケースが多いので覚えておいて損はないです。
早く返せば返すほどかかる利息は少なくなるので、可能ならば一括返済してしまいましょう。

返済期日は給料日の後にする

「返済期日になったのに口座にお金がない!」といった経験はありませんか?たまたま口座にお金がなかったために延滞をしてしまい、ペナルティーがついたり信用情報に傷がついたりしたら困りますよね。
このようなケースでは、返済期日を給料日の直後に設定しておけば、口座にお金が入ったタイミングで返済できるので延滞を防ぐことができます。

とはいえ返済期日は自分で自由に設定できる会社もあれば、「月末」「毎月15日」のように特定の日程が決められている会社もあります。自分が契約している会社の契約条件を確認してみましょう。

また、返済期日が土日祝日に設定されている場合は注意が必要です。カードローン会社や銀行が営業していないため、実際に返済処理が行われるのは翌営業日になります。

なお返済期日が近くなるとメールなどで知らせてくれるサービスを提供している会社もあります。

繰り上げ返済を活用する

返済期日は決まっていますが、期日前に返済することも可能です。カードローンの利息は借りた日数を元に金利計算されているので、早く返せば返すほど、その利息分が安くなります。ぜひ早めに返済しましょう。

期日前に返済する場合、ほとんどの場合においてカードローン会社への連絡は必要ありません。ボーナスや臨時収入などがあったときは、忘れないうちに近くのATMなどで返済してしまいましょう。

期日前に返済したお金の取扱についてはカードローン会社によって異なります。たとえば、アコムでは返済期日14日以降に入金した分はその月の返済分として計算されますが、それ以降に入金された分は前月の繰り上げ返済という扱いになります。

もし前月の繰り上げ返済として扱われた場合、次の返済期日ではいつも通り決められた毎月の返済額全額を返済しなければなりませんが、その場合では借入残高が早く減ることには変わりないので、利息の不安は少なくなります。より利息を少なくしたい方は繰り上げ返済を積極的に活用していきましょう。

手数料0円のATMを使う

コンビニや駅チカなど、毎月の返済を行う上で大変便利なATMですが、手数料には注意する必要があります。自社ATMは無料で利用できるカードローン会社が多い一方で、提携ATMでは手数料がかかる場合があります。
また、日中の提携ATM返済は無料であっても、深夜や早朝など返済する時間帯によって手数料が発生する場合もあります。

特にコンビニに設置されているATMの場合は利用手数料がかかる場合が多いです。手数料がかかると毎回の返済で200円ほどの追加費用がかかります。これが長期間続くとなると負担が大きくなりがちです。多少面倒かもしれませんが、時間に余裕があれば手数料が0円のATMを探して利用しましょう。

ミニマムペイメントを確認する

ミニマムペイメントとは、カードローンを返済するにあたり、毎月返済しなければならない最低返済金額のことです。ミニマムペイメントは消費者金融や銀行によって異なるため、自分の借入状況と照らし合わせて選ぶ必要があります。

毎月の家計が厳しく、延滞ギリギリ担ってしまいそうな人はミニマムペイメントが低めに設定されているカードローン会社を選びましょう。毎月余裕をもって確実に返済することが、延滞を防ぐコツです。

おまとめローンで1社にまとめる

おまとめローンとは、複数の会社から借入しているローンを1社に統合することです。複数のカードローン会社の中から最も金利が安い会社を選び、その会社にすべてのローンを移し替えます。

おまとめローンのメリットはなんといっても金利が低くなることです。金利が低くなれば利息が軽くなり、返済額を減らすことができます。

また、手間を軽減するメリットもあります。複数のカードローンの契約条件や返済状況を個別に把握しているとどうしても頭がいっぱいになってしまいます。1社にまとめることで頭の中を整理したり、各種手続きの手間を一本化しましょう。

返済シミュレーションで返済計画を立てる

カードローンを利用するに当たり、ざっくりにでも返済計画をあらかじめ立てておくことは重要です。

しかし、金利の計算は数学な苦手な人にとっては難しかったり、計算ミスが原因で非現実的な計画を立ててしまいかねません。そこで、誰でも計算できるカードローン返済シミュレーターをご用意しました。

返済総額は
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元金 利息 合計
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このシミュレーターはあくまで簡易的なものなので、本格的に詳細な計算をする段階に入った場合はカードローン会社が提供しているシミュレーターを利用しましょう。

返済が苦しくなったら債務整理も検討

本当にどうしても返済できない場合は、最後の手段として債務整理があることを知っておきましょう。

債務整理とは、返すべきローンを減額したり、支払いに猶予を与えてもらったりしてもらうよう債務者と交渉することです。債務整理を行うには司法書士や弁護士などの専門家に依頼する必要があります。

債務整理は本当に返済に困っている人にとって救いの手となる制度ですが、それに伴うデメリットも大きいのが現実です。

債務整理は高度な専門知識を要する手続きです。カードローンの債務整理を行うかどうかは専門家と相談し、よく検討した上で判断してください。

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