最終更新日:2019年02月28日

借り換えにおすすめの銀行カードローン3選|返済が楽になる失敗しない選び方

「カードローンは借り換えれば、返済の負担が楽になる!」と聞いたことはありませんか?
カードローンの返済に困っている人には嬉しい話ですが、なぜ返済が楽になるのかを把握していないと、デメリットに気づかずに契約してしまうことがあるので注意が必要です。

この記事では、カードローンの借り換えを検討している人のために、そもそも借り換えとは何か、借り換えをするメリット・デメリット、失敗しない借り換え先の選び方、借り換えにおすすめのカードローンについて説明していきます。

カードローンの借り換えとは何?

「言葉は聞いたことあるけど、いまいち借り換えが何か分かっていない」という人も多いのではないでしょうか?
カードローンの借り換えとは、今利用しているカードローンから、よりメリットのある別のカードローンへと乗り換えをすることを言います。
新しいカードローンで借りたお金をこれまでに借りていた金額の返済にあてることで、カードローンを変更することができるのです。

カードローンは商品によって、限度額や金利(実質年率)などが異なるので、利用する商品を変えることで返済の負担を楽にできる可能性があります。

一般的には、金利が高めの傾向にある消費者金融から、低金利の銀行カードローンへと借り換えをするケースが多いでしょう。

借り換えとおまとめの違い

「借り換え」と似ていますが、カードローンの「おまとめ」という言葉も聞いたことがあるのではないでしょうか?
借り換えとおまとめの違いは、何社のカードローンを対象にするかです。

「おまとめローン」の場合には、1社だけではなく、2社以上からの借金を1つにまとめることになります。
そのため、いくつもカードローンを契約していて返済が厳しくなってきたという場合には、それらを1つにするおまとめの方が有効です。

借り換え・おまとめの対象になる借金とは?

ローンと一口に言っても、カードローン以外にも様々あります。

・住宅ローン
・自動車ローン
・クレジットカードのキャッシング枠
・メディカルローン
・スマホや家電の分割払い
など

借り換えやおまとめを検討するときに注意したいのが、どのローンが対象となるかです。
具体的な対象は、商品の詳細を確認する必要がありますが、これらの中には借り換え・おまとめができないものもあります。

借り換えの場合には、そもそもの対象が1社のカードローンになるので気にする必要はありませんが、おまとめの場合には、カードローン以外の借金も対象にできるかどうかを確認しておくと良いでしょう。

借り換えは総量規制の対象外で年収の1/3以上の契約も可能

消費者金融のカードローンから融資を受ける場合には、貸金業法という法律で定められている総量規制の対象となるので年収の1/3を超えるような借り入れはできません。
例えば、年収が600万円の場合には、総量規制によって借り入れができる金額は200万円までになるのです。

もし、すでに110万円の借り入れをしていて、この全額を借り換えしようと考えたとします。
すると、一時的に契約限度額の合計が220万円となり総量規制を超えてしまうので融資を受けることができないのです。

ですが、総量規制にはいくつかの例外が存在します。

その例外は「顧客の利益の保護に支障を生ずることがない貸付け」とされていて、金利が下がるなどの利用者にとって有利な条件での返済ができる借り換えローンも対象になるのです。

つまり、借り換えローンであれば年収の1/3以上を借り入れすることもできるのです。

総量規制の対象となる借り換えもある?

ただ、借り換えが目的であっても総量規制の対象となる場合もあるので注意してください。
総量規制の対象外となるのは、貸金業法に基づく利用者の返済負担を軽減するための借り換え・おまとめ専用ローン、もしくは銀行のカードローンなどです。

そのため、借り換えを目的にカードローンを検討していれば、必ず総量規制外になるというわけではありません。

借り換えをする場合には、今の借り入れ金額と年収とのバランスを見て、総量規制の対象外の商品でなければダメなのかを判断するようにしましょう。

カードローンの借り換えをするメリット・デメリット

カードローンの借り換えには、金利が下がる可能性があるという以外にも、たくさんメリットがあります。
しかし、借り換えにはデメリットもあるので、契約をする前に長所と短所の両方を把握しましょう。

カードローンの借り換えをするメリット

①金利を下げられる可能性がある

カードローンの借り換えをする最大のメリットは金利を下げられる可能性があることです。
毎月の返済金額は、借りている金額(元金)と金利(実質年率)によって決定されます。
そのため、金利が高いと、その分だけ元金以上の金額が返済に上乗せされることになります。

カードローンの金利は、○○%〜□□%のように幅を持たせて決められていますが、初めての契約であったり、契約できた限度額が低かったりすると上限金利(□□%)での利用となるケースが多いです。

消費者金融で言えば、多くのカードローンの上限金利は年18.0%程度になります。
一方で、低金利と言われる銀行カードローンの場合には、上限金利でも年15.0%程度の場合が多いので、余計に支払う利子を少なくできるのです。

実質年率18.0%と15.0%はどのくらい違う?

では、実際に金利が下がるとどのくらい返済金額に差が出るのかを見ていきましょう。
今回は、50万円を36回で返済するケースを例に説明していきます。
※アイフルの返済シミュレーションを元に算出した金額となります。返済条件によって、金額が異なる場合があるので参考値としてご覧ください。

1)実質年率18.0%の場合
実質年率が18.0%の場合、最終的な返済総額は640,200円です。
元金の50万円に加えて約14万円の利子が上乗せされ、毎月の返済金額は19,000円となります。

2)実質年率15.0%の場合
次に、実質年率が15.0%の場合には、最終的な返済総額は617,598円です。
毎月の返済金額も18,000円と少し下がり、利子は117,598円となるので約2万円の差になります。
今利用しているカードローンを借り換えるだけで、毎月の返済金額や、最終的な返済金額を下げられるのは大きなメリットですね。
また、借り入れしている金額や返済期間、借り換え後の金利によっては、より大きく負担を減少させる効果が期待できるのです。

②借り換えによって返済に集中できる

通常の銀行カードローンへの借り換えではなく、貸金業法に基づく借り換え専用ローンを利用する場合には、契約後には追加での借り入れはできずに、返済だけを行っていきます。

そのため、ローンカードを持っているとついついお金を借りてしまうという人は、借り換えすることで安易な借金癖をなおすことができるかもしれません。

借り換えの目的で消費者金融から銀行カードローンへ借り換える場合には、限度額の範囲内であれば繰り返し借り入れと返済ができます。
もしものときのお守りと考えることもできますが、カードローンに頼る癖があるなら借り換え専用ローンを利用した方が良いでしょう。

③都合の良い返済方法を選べる

カードローンを利用していてかかるコストは、金利だけではありません。
場合によっては、ATMや振り込みなどで手数料がかかることもあります。

1回あたりのATM手数料は100円〜200円程度なので小さいかもしれません。
しかし、毎月1回ずつ借り入れと返済をしているなら、カードローンの利用のために年間24回(2×12ヶ月)もATMを使っていることになります。
もし、完済するまでに3年間を要したなら、合計72回の利用となるので甘く見てはいけません。

ATM手数料を216円(税込)として計算をすると、72回の利用で15,552円という大きな金額になってしまうのです。

無料のATMや手数料0円の返済方法を選択するのがポイント

そこでポイントとなるのが、できるだけ借り入れや返済の手数料が無料となる方法を利用することです。

カードローンはサービスを提供する金融機関によって、無料で利用できるATMと、有料のATMが異なります。

よく利用するATMを無料で利用できた方が手数料を節約しやすいので、金利だけでなく、返済するときのことまでを視野に入れて借り換え先を選ぶようにしましょう。

また、口座振替での返済ができるかなど複数の返済方法を利用できるかも重要です。

カードローンの借り換えをするデメリット

①限度額が高めで審査が厳しい

一般的には、新規で借り入れするよりも、借り換えの方が審査が厳しいと言われています。
その理由は2つあります。

1)カードローンの限度額が大きくなる
初めてカードローンを利用するときは、10万円〜30万円程度の限度額になることが多く、期日を守って返済をしていくことで実績を積み、徐々に限度額を増額していくケースが一般的です。
しかし、借り換えをする場合には、最初から今借りている金額と同程度の枠で契約をする必要があるため、自ずと審査は厳しくなります。

2)借り入れの総額が大きくなる
また、借り換えをする段階ではすでに1社以上からの借り入れがある状態です。
総量規制の対象外とは言っても、借り入れ金額が多いと、「借り換えをしても返済ができないのでは?」と審査で判断されてしまう可能性が十分に考えられます。
「総量規制の対象外」であることを、年収の1/3以上でも借りられるので審査が甘いと勘違いしている人もいるかもしれませんが、むしろ、審査基準は厳しいと考えた方が良いでしょう。

②必ず金利が下がるとは限らない

借り換えのメリットで金利が下がることについてお話ししましたが、必ずしも金利が下がるとは限らないので注意しましょう。

カードローンの金利は、○○%〜□□%という範囲の中で審査によって決められます。
そのため、借り換えをしても審査結果によっては、今と大きく変わらない可能性も十分にあるのです。

③返済期間が伸びる可能性がある

カードローンの返済総額は、完済までの期間が伸びると、その分だけ増えます。
借り換えによって金利を下げることに成功しても、毎月の返済額を低くすれば返済期間は長くなる可能性が高いでしょう。

また、カードローンによって、毎月の最低返済金額は異なります。
借り換えで毎月の返済金額を小さくすることもできますが、毎月の負担を減らすと完済までの期間が伸びるので、最終的な返済総額は借り換え前よりも大きくなる可能性があることを覚えておきましょう。

できるだけお金に余裕があるときは多めに返済するなどの工夫をして、借り換え後は早期完済を目指してください。

失敗しない借り換え先を選ぶポイント

これらのメリットとデメリットを踏まえて、失敗しない借り換え先を選ぶのであれば「上限金利の低さ」と「総量規制の対象外」であることを重視しましょう

上限金利の低さで選ぶ

上手く借り換えをするには、まずは、今の金利よりも良い条件で契約する必要があります。
ただ、申し込みをしてみないことには契約できる金利は分からないので、できるだけ上限金利自体が低いところを選ぶようにすると良いでしょう。

もし、実質年率18.0%程度の消費者金融のカードローンを利用しているなら、上限金利が15.0%程度の銀行のカードローンへと借り換えることで確実に金利を下げることが可能です。

借り換えは総量規制にも注意

ただし、借りている金額が100万円を超えるようなケースでは、総量規制の対象外となるようなローンでないと借り換え自体が難しい場合があります。

すでに返済に困っているような状態であれば、総量規制の例外となる消費者金融の借り換え専用ローンを含めて検討すると良いでしょう。
また、カードローンによっては商品自体の限度額が低いこともあるので、十分な限度額かもあわせて確認してください。

ポイント

無料のATMや手数料0円の返済方法を選択する

借り換えにおすすめのカードローン

じぶん銀行カードローンには、誰でもコースと借り換えコースの2種類があります。
借り換えコースの実質年率は1.7%〜12.5%なので、上限金利が適用される場合でもかなり低金利での借り換えが可能です。
借り換えのコースだからこそ実現できる低金利で、限度額も最大800万円と十分な金額でしょう。
加えて、auユーザーの場合には最大で年0.5%(借り換えコースの場合)の金利優遇もあります。
借り換え先として一番に検討したい銀行カードローンと言えます。

MR.カードローンには、スタンダードコースとプレミアムコースの2種類があり、審査でどちらが適用されるかが決定されます。
そのため、プレミアムコースを希望している場合でもスタンダードコースの金利が適用される可能性もあるので注意してください。

プレミアムコースは、上限金利7.99%とじぶん銀行以上に低金利です。
ですが、プレミアムコースで借り換えをするには、それなりの審査基準を満たさなくてはいけないので、決して低いハードルではありません。
借り換え先の条件としては良いので、年収や信用情報に自信がある人はチャレンジしてみる価値はあるでしょう。

じぶん銀行カードローン(借り換えコース)、住信SBIネット銀行 MR.カードローン(プレミアムコース)と比較すると金利は少しだけ高いのですが、消費者金融からの借り換えであれば十分にメリットがあります。
みずほ銀行で住宅ローンを組んでいる場合には、金利0.5%の引き下げがあり、適用後は1.5%〜13.5%となります。
キャッシュカードをそのままローンカードとしても利用できるので、みずほ銀行をメインバンクとして使っている人にはおすすめの借り換え先です。

消費者金融の借り換え専用ローンという選択肢もある

銀行カードローン以外には、消費者金融の借り換え専用ローンを契約するという方法もあります。
通常の消費者金融のカードローンとは異なり、総量規制の対象外なので年収の1/3以上となる場合でも契約可能です。

例えば、アイフルには「かりかえMAX」、「おまとめMAX」などの商品があります。
ほかにも、プロミスやアコムにも借り換え用の商品がありますが、この2社の場合には銀行カードローンと比べると限度額が小さいので注意してください。
また、これらの借り換えローンの場合には追加借入ができない、返済専用のローンとなります。

借り換えができないケース

カードローンの借り換えには審査があるので、借り換えをしたくてもできないという可能性もあります。
例えば、無職の場合には借り換えをしても返済できる見込みは低いので、審査に通過することはできません。

また、すでにカードローンなどの返済に遅れが出ている、長期延滞しているなどの信用情報に傷がある場合も審査通過は難しいでしょう。
限度額が大きいと審査も厳しくなるので、可能であれば、現在の借り入れ金額を減してから借り換えを申し込んでください。

借り換えができないときの対処法

借り換えをしても滞りなく返済するのが難しい、すでに借り換えの審査に何度も落ちているという人は、別の方法を検討してください。

限度額を増やすと金利が下がる可能性もある

消費者金融のカードローンの金利は「利息制限法」という法律の範囲内で決められます。

元金 実質年率
10万円未満 年20.0%まで
100万円未満 年18.0%まで
100万円以上 年15.0%まで

以上のような決まりがあるので、今の限度額が90万円であれば、あと10万円ほど増額することで金利を下げることが可能です。
増額にも審査がありますが、方法の1つとして覚えておくと良いでしょう。

返済ができない場合は債務整理も視野に入れる

また、どうしても借金を返済することができないときは、債務整理によって返済の負担を小さくすることもできます。
債務整理にはいくつか方法がありますが、多くのかたが利用するのは任意整理です。
任意整理は、弁護士などの専門家が金融機関と交渉をすることで、利息をカットして、元金だけの返済になるように条件を調整してくれます。

返済できる見込みがない段階まで進んでしまっているなら、このような方法も検討すると良いでしょう。

カードローンの借り換えに必要な書類

カードローンの借り換えに必要な書類は、基本的には新規契約時と一緒です。
ネットや無人契約機から申し込みできるケースも多く、特別な書類などを準備する必要はありません。

借り換え時に必要な書類は、本人確認書類収入証明書類の2つです。
現在の借入金額によっては、収入証明書類を提出していなかった人もいるかもしれませんが、借り換えの場合には、他社からの借り入れがあり、限度額も大きくなるので源泉徴収票などの書類を用意しておいた方が良いでしょう。
また、これらの書類以外にも、カードローンの利用状況を把握するために契約書などの提出が求められることもあります。
必要な書類については、あらかじめ借り換え先に確認しておくとスムーズです。

借り換えをすると他社カードローンは解約しなくてはいけない?

加えて、借り換えをするための契約条件の中に、「借り換え後、今利用しているカードローンを完済し、解約すること」が含まれていることもあります。

せっかく借り換えローンによって完済をしても、また借り入れをしてしまっては意味がありません。

金融機関としても返済が滞るリスクがあるので、完済し解約したことを証明する「解約証明書」を提出しなければいけない場合もあるのです。

【まとめ】カードローンの借り換えで金利が下がる!契約の前に条件をチェックしよう

カードローンの返済の負担を減らすには、契約している金利よりも低い金利の商品へと借り換えをしましょう。
借り換えに利用するローンは、主に2種類あります。

①消費者金融よりも低金利の銀行カードローン

②総量規制の例外となる消費者金融の借り換え専用ローン

まだ問題なく返済できているが、少しでも有利な条件で契約したいというときは銀行カードローンへの借り換えが良いでしょう。
消費者金融よりも金利が低い傾向にあるので、今の金利よりも低くできる可能性が高いです。
延滞はしていないものの、毎月返済に追われているというときは借り換え専用ローンが良いでしょう。
契約後は返済だけを行っていく仕組みなので、安易に借金をしてしまうのを防ぐ効果もあります。
また、銀行カードローンも、借り換え専用ローンも総量規制の対象外となるため、一時的に年収の1/3を超える契約になっても大丈夫です。

ただし、借入金額が大きいと審査が厳しいことは確かです。
そのため、返せる範囲で先に返済をして、借入金額を小さくした状態で借り換えの審査を受ける方が望ましいでしょう。
借り換えによって返済の負担が減少するかは、借り換え先の契約条件によります。

金利は低いか、限度額は十分にあるかなど、自分の状況にあった借り換え先を選びましょう。