最終更新日:2019年09月14日

借金の取り立ては何が違法?安全にお金を借りる方法を解説

借金の取り立ては怖い?

借金と聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか。
「取り立てが怖い」などネガティブに感じる人もいるのではないでしょうか。
誰でも、お金を借りたら返済をしなくてはなりません。返済期日をすぎても返済せず、延滞すると遅延損害金などが発生してしまいます。

しかし、きちんとした金融機関から借金した場合、映画などに登場するような怖い取り立てはやってきません。
「どうしても借金をする必要がある。でも取り立てが怖い」と考えている場合も適切な金融機関からであれば安心して借金をすることができます。

大手の金融機関なら絶対に違法な取り立てはしない

まず言えるのは、大手の金融機関なら絶対に違法な取り立てはしないということです。
もし仮に違法な取り立てをして訴訟を起こされたりSNSで炎上したりしたら、企業イメージを大きく傷つけてしまいます。
特にテレビCMなどにお金をかけている企業はイメージ戦略を重視している証なので、悪質な取り立ては絶対にしないと言っていいでしょう。

それなので、もし延滞してしまいそうな借入があるなら大手の金融機関に借り換えることをおすすめします。
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闇金融だけが違法な取り立てを行う

映画や漫画では、借金の取り立ての様子が非常におそろしく描写されていることがあります。実際に闇金から借金した場合は、違法な取り立てをされる可能性はを否定することはできませんしそのような体験談なども存在します。

それは闇金自体が違法であり、法律をもとにした運用がされているわけではないからです。

しかし、金融庁から認可されている金融機関の場合は違います。

返済が遅れたとしても、怖い取り立てが行われるということはありません。

Q.正規の金融機関が威圧的な取り立てを行うことはあるのか?

そもそも、借り入れをしたら返済の義務が生じます。問題なく返済をしていれば取り立てをされるということもありません。

しかし、もしも返済が遅れたとしても通常の金融庁から認可されている金融機関が、威圧的な取り立てを行うことはありません。

貸金業法では、債務者を脅したり私生活や仕事に影響があるような形での取り立ては固く禁止されています。

それだけではなく、日本貸金業協会では自主規制を定めており督促電話の回数は制限されています。

また、正当な理由なく自宅や携帯電話以外に連絡することも禁止しています。

Q.闇金と正規の金融機関の見分け方は?

怖い取り立てを避けるためには、闇金からの借り入れを避ける必要があります。そこで活用したいのが金融庁のホームページです。

金融庁のホームページには「登録貸金業者検索サービス」というものがあります。

このサービスでは、
・登録番号
・社名
・本社の住所
などから金融庁に登録されている業者かどうかを調べることができます。

闇金には利用者を安心させるために、金融庁の登録番号を偽装しているものも存在します。

そのような業者に引っかからないよう金融庁のホームページを活用して、正規業者であるかをしっかり見分けましょう、

借金の取り立ては法律で規制されている

実は、借金の取り立ては、貸金業法第21条によって厳しく規制されています。

業者は、悪質な取り立てをして、契約者や周囲の人の迷惑にならないようにしなくてはなりません。

これを破ると業者は業務を停止させられたり、実刑判決を受けたりすることがあるのです。

具体的には、以下のような行為が禁止されています。
・夜21時から朝の8時に電話やFAX、訪問をすること
・契約者に返済や対応をする意思があるのに、不必要に連絡すること
・張り紙や看板などで、借金のことが周囲に知られるような状態にすること
・他社から借金をさせて返済させること
これは、貸金業法第21条によって規制されていることのごく一部となっています。

闇金は違法な取り立てを行う

ところが、闇金などの悪徳業者はこの貸金業法第21条を守ってはくれません。

闇金からの取り立てでは、
・職場に来て借金をばらしたり、返済を催促したりする
・玄関に張り紙をして、借金が周囲に分かるようにする
・朝から晩まで、ひたすら電話をかけてくる
・職場に来て、帰ってくれるように頼んでも帰らない
などのケースが実際に発生しています。

こういったことを避けるためには、やはり何より闇金に手を出さないことが一番です。

取り立ての法律を理解してから金融機関を利用する

借金をしたら滞ることなく返済をしなくてはなりません。

それは大前提となりますが、自分自身のために「取り立てのルール」は理解しておきべきでしょう。

そうしなければ、悪い業者に借りてしまっても泣き寝入りすることになってしまう可能性があります。

闇金などの悪徳業者では、元金の返済が終わったとしても利息分の返済を要求してくることがあります。

そのため、お金を借りる場合は、「どんな行為が違法なのか」といったことを知っておく必要があるのです。

大手金融機関はプライバシーを守った健全な督促

さて、「借金の取り立ては怖い」と考えているかたは借金の取り立てに対して、どういう状況を想定しているのでしょうか。
・大声で家の外から催促される
・玄関に張り紙をされたりする
などという光景を思い描いているのではないでしょうか。

大手の消費者金融などでは、契約者のプライバシーはしっかり守られています。

そのため、このような取り立てが行われるということはなく、返済が遅れた場合でも、健全な督促が行われています。

督促方法は手紙・電話・メールがほとんど

それでは、大手の消費者金融では、返済が遅れたら、いったいどのような対応をしているのでしょうか。督促方法には、電話、メール、郵便、訪問などがあります。

これは借入先にもよりますが、最初のうちは手紙やメールで催促されることがほとんどとなっています。

また、電話によって返済予定の確認が行われるということもあります。

それでも返済がなかったり、何の反応もしなかったりすると、訪問による督促が行われることがあります。

連絡は丁寧にかつシンプルに

さらに、消費者金融から督促が来る場合も、その連絡の内容はいたってシンプルで丁寧です。

また、電話や訪問によって催促される場合は契約者は消費者金融と直接話をすることとなりますが、それも丁寧です。電話や訪問の場合、

「返済予定日に返済いただいていませんが、何かありましたか」
「いつごろご入金いただける予定でしょうか」
「それでは予定日に入金をお願いします」

といった内容のことを言われます。これなら、怖いと感じることはありませんよね。

借金の取り立てで法律で禁じられている7つの行為

借金の取り立てでは以下の行為が違法とされています。

①正当な理由なく自宅以外の場所(勤め先など)へ取り立てを行うこと
②家族や親族など債務者以外の人へ取り立て
③午後9時~午前8時の間の取り立てや催促
④債務者の個人的な情報を第3者に口外すること
⑤弁護士からの内容通知を受け取ったにも関わらず債務者に対して取り立てを行うこと
⑥他の金融機関からの借り入れを返済資金に充てさせる行為
⑦退去の意思表示をしているのに関わらず、退去しないこと

借金の違法な取り立てに遭った場合の2つの相談先

借金の違法な取り立てを受けた場合には①弁護士か②警察に相談することができます。

①弁護士は借金の違法な取り立てに関する悩みの全てに対応可能です。

一方、

②警察に相談するのは借金の違法な取り立てで身体的に危害を加えられる、近所に嫌がらせをされるケースなど、事件性のある場合が適当です。弁護士は対応範囲が広いですが料金がかかるということを考えると、借金の違法な取り立てがどのように行われているかにより相談先を選ぶのが良いでしょう。

弁護士へ相談した場合

弁護士に相談した場合、借金の違法な取り立てをやめさせるだけではなく、借金の金額を減らす方向で債務整理を行ってもらうことができます。つまり、弁護士に相談することで、対症療法的なやり方ではなく、借金という大元の原因をなくすようなアプローチを取ることができます。また、性質上弁護士に相談できないという案件はなく、どういった案件であってもひとまず弁護士に相談に乗ってもらいアドバイスを受けることができます。弁護士相談は万能だといえます。

弁護士に相談すべき人

弁護士は借金の違法な取り立てに関する全てのケースを扱うことができます。警察に相談できるほどの違法性がないケースや、違法性の高い取り立てであっても証拠を残せていないケースなど、警察を頼りにすることが難しい場合であっても、弁護士は相談に乗ってくれて、問題解決に向かって動いてくれます。自分のケースが警察に相談できるものなのかわからない方も、ひとまず弁護士に相談しておけば今後の動き方を検討できるのでお勧めできます。

警察に相談した場合

警察はいつでも頼りになるというわけではなく、借金の違法な取り立てについて動いてくれるのは、その取り立てが実際に刑法に触れるような犯罪につながっているときです。逆に借金の違法な取り立てを受けているものの、巧妙に具体的な犯罪に結びつかない形で行われている場合や、被害自体は受けているものの、被害が目に見えない形で行われており、証拠を確保できない場合などは、警察に具体的なアクションを起こしてもらうことが難しいといえます。

警察に相談すべき人

借金の違法な取り立てを警察に相談して満足いく結果を得られるのは、つきまとい、住居侵入、暴行など具体的な犯罪に結びつくような形で取り立てを受けている人です。さらに、違法な取り立てを受けている証拠を残す必要があります。自分の受けている違法な取り立てはどのような性質か、カメラや録音機などを駆使することにより証拠を残すことが可能か考えた上で、警察に相談できるケースの場合には警察への相談を決めるのが良いでしょう。

相談する際の注意しておきたいポイント

弁護士や警察に相談を行うにはどのようなことに気をつけたら良いのでしょうか。相談は相談を行って終わりではなく、相談から次の具体的なアクションにつながる必要があります。相談を受けた弁護士や警察が借金の違法な取り立てを実際にやめさせるにはどんな情報が必要か、相談から実際のアクションに結びつけるときにはどれくらい費用がかかり、どのような流れになるのかということを意識すると、事前に確認しておくべきことが明確になってきます。

1:できるだけ証拠を集める

弁護士への相談する場合も警察に相談する場合も、借金の違法な取り立ての証拠を集めることが大切です。特に、警察は証拠をない場合にはなかなか思うように動くことが難しいです。弁護士は十分な証拠がなくとも、借金の違法な取り立ての解消に向けて動いてくれますが、やはり証拠がある方が対処しやすいのは事実です。証拠といっても身構える必要はなく、何月何日何時に嫌がらせを受けたかメモする、やりとりを録音するなどの心がけることが大切です。

2:相談料を確認する

警察への相談は当然無料ですが、弁護士への相談は無料とは限りません。初回相談は無料で成功報酬型という弁護士もいれば、初回相談から有料で着手前に一番報酬支払いが必要という弁護士もいます。借金の違法な取り立てに苦しみ、金銭的に厳しい状況で、さらに別途弁護士への相談料を捻出するのは厳しい面もあると考えられますので、事前に相談料を確認し、自分の懐の事情に合わせてなるべく相談料無料の弁護士事務所を選択するのが良いでしょう。

3:相談後の流れを確認する

弁護士に相談する場合には相談後の流れを確認するようにしましょう。弁護士がどういう手順でどんなことを行い、実際に借金の違法な取り立てをやめさせることができるのかという点をよく理解しましょう。さらに、相談者がいつ弁護士に報酬を支払うのか、報酬金額はいくらかというのは重要なポイントです。また、警察に相談する場合も、実際に借金の違法な取り立てが終わるような流れになっているのか、よく確認する必要があります。

どうしても借金の返済が難しい方は

最初は誰でも、返済できる予定で借金を申し込むものです。しかし生きていれば、いろんなことがありますよね。きちんと返済する意思があったとしても、予定外の失業や病気などによって収入が途絶えるケースも存在します。
そうなると、返済が難しくなるということもあるでしょう。

「違法性のない業者から借り入れをした。しかし現状返済が滞っており督促を受けていて、困っている。返済が難しい」

自分の意志にかかわらず、このような状況に陥ってしまう人もいます。

Q.借金の返済に困ったときにまずすべき行動とは?

家族などに内緒にしている借金の場合、誰にも相談できずに一人で苦しむケースは少なくありません。そんな場合に、一人で解決しようとするのはおすすめできません。

借金の返済が難しくなったら、すぐに適切な相手に相談して、現状の問題を解決する必要があります。

もちろん、家族だろうと他人だろうと、借金について打ち明けるのには勇気がいることでしょう。それでも、適切な相手に相談することはとても大切なことです。返済に困ったら、滞納せず、なるべく早く誰かに相談しましょう。

国民生活センターに相談する

「取り立てがつらい」
「多重債務で、どうにもできない」
こんなときは、国民生活センターに相談してみましょう。国民生活センターには、多重債務者に向けた相談窓口があります。

国民生活センターへのホットラインは「188(市外局番なし)」です。直接電話をして相談してみましょう。

また、多重債務の相談については、国民生活センターだけでなく、自治体でも受け付けている場合があります。詳しくは市町村役所に問い合わせをしてみましょう。

借り入れ先に相談する

「毎月の返済額が高すぎる」
「返済の引き落とし日のタイミングが悪く、つい返済が遅れてしまう」

こんなときは借り入れをした先に直接相談してみるという方法もあります。

全てではありませんが借入先によっては、
・返済プランの見直し
・引き落とし日の変更
などの対応を行ってくれる場合があります。

それによってきちんと返済をすることが出来れば、業者から取り立てをされることもなくなり、また落ち着いた気持ちで過ごせることでしょう。

場合によっては法律の専門家に相談

「業者に相談しても改善できなかった」
「国民生活センターや、自治体でも解決しなかった」

そんなときは弁護士など、法律の専門家に対応を依頼する方法もあります。弁護士に相談する場合は、「相談料」が発生することがあります。

しかし、弁護士事務所によっては、無料で債務に関する相談を受け付けていることもありますのでホームページなどで確認してみると良いでしょう。

また、法テラスでも無料の相談を受け付けているのでおすすめです。

正規の消費者金融なら違法な取り立てはしない

「怖い」と感じるほどの違法な取り立てを行う可能性があるのは、闇金などの違法業者のみです。

正規の消費者金融なら、しっかりと金融庁に登録を行い、認可されています。そんな正規の消費者金融ならば、借金の返済が滞ったからといって、違法な取り立てを行うということはありません。

また返済に困ったときも、きちんと相談に乗ってくれます。
そのため、借金をするときは、必ず闇金ではなく正規の業者を利用するようにしましょう。

大手の消費者金融であれば安心

正規の業者かどうかは金融庁のホームページから確認することができます。

とはいえ、似たような名前の業者も多いため間違えて借りてしまう、という可能性も否定できないでしょう。そのため、もしも不安なく利用したいという場合は、なるべく大手の消費者金融に目を向けることをおすすめします。

大手の消費者金融とは、例えばアコムやプロミスのことです。

有名な消費者金融であれば、違法な取り立てを行うことはありません。

大手消費者金融は悪評を立てるようなことはしない

どうして大手の消費者金融なら、違法な取り立てをしないのでしょうか。それは、大手の消費者金融は、闇金や、中小の消費者と比較すると圧倒的に知名度が高いからです。
有名企業であれば違法な取り立てをして悪い評判を立てるようなことはしません。

そんなことをしてしまったら、契約者からは「安心して利用できない」と思われる可能性があるためです。

そのため、利用するなら知名度の高い大手消費者金融が安心となっているのです。

大手消費者金融は様々な返済方法がある

毎月きちんと返済するためには、入金方法が多い消費者金融を選ぶのも大切なことです。

大手の消費者金融では、
・ATMでの返済
・口座引き落とし
・銀行口座への入金

など複数の返済方法を用意しています。とくにコンビニATMを利用して借金の返済ができるのは便利ですよね。

返済方法が少なかったり面倒だったりすると、返済が滞る可能性が高くなってしまいます。そういった部分からも、大手の消費者金融を利用するのがおすすめとなっています。

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