最終更新日:2019年10月27日

消費者金融の審査では何が見られる?審査通過率や審査に落ちる原因を解説

お金が足りないというときには消費者金融のカードローンが便利です。最短即日融資も可能なので、急にお金に困ったときでも、早ければ60分ほどで借り入れができます。少し前までは「消費者金融=怖い・危険」といったイメージが強かったかもしれません。

ですが、様々な法改正が進み、現在では安心して融資が受けられるように工夫されていて、使いやすくなっています。

ただし、使いやすくなっているというのは、審査に通りやすくなったというわけではありません。

消費者金融の審査に通過しないことには借り入れができず、実は、大手カードローン会社が公表している情報によるとおよそ2人に1人は審査に落ちてしまっています。

この記事では、消費者金融の審査で見られるポイントについて説明していくので、これから申し込みをしようと思っている方はぜひ参考にしてください。

また、記事の後半では消費者金融の審査通過率の比較、審査に落ちてしまう原因、審査に通りやすくなるコツについてもふれています。

はじめての申し込みで審査が不安という方だけでなく、一度審査で否決されてしまったという方にも役立つと思います。

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消費者金融の審査で見られるポイントとは?

最初に消費者金融の審査とはどのようなものかについて押さえていきましょう。

審査の詳細については各社非公開ですが、テレビCMをしているような大手では申込内容を機械が自動的に審査をしているといわれています。

このような審査を自動スコアリング審査といい、申込情報をコンピューターで処理するため非常にスピーディに審査結果が出せるのです。

また、この段階では仮審査であり、この審査に通過した人だけが消費者金融の担当者による本審査へと進めます。

消費者金融では、この仮審査と本審査を通過して、ようやく契約ができるというわけです。

ただし、先ほどもいいましたが、各消費者金融の審査については非公開情報が多いため、あくまでも一般的な話だと思ってください。

それでは、消費者金融の審査ではどのような点が見られるのかについて確認していきましょう。

【消費者金融の審査内容】

①申込内容から分かる属性情報

②信用情報機関で管理されている情報

③勤務先を確かめる在籍確認

④提出された書類と申込内容が一致しているか

仮審査と本審査で分けると、①「申込内容から分かる属性情報」と②「信用情報機関で管理されている情報」が仮審査の対象で、③「勤務先を確かめる在籍確認」と④「提出された書類と申込内容が一致しているか」が本審査で実施されます。

申込内容から分かる属性情報

カードローンの申し込みをするときに入力フォームに記入するような項目のことを属性情報といいます。

申し込みが完了すると、申込内容が消費者金融へと送信されて、仮審査が始まるのです。この属性情報の審査では、ただ年収だけが見られるわけではありません。基本的には申込内容のすべてが審査の対象だと思った方が良いでしょう。

前述の通り、仮審査は自動スコアリングという方式で行われます。この方式では、申込内容の項目1つひとつを数値化して採点していき、消費者金融の基準に達しているのかを審査するのです。具体的なスコアリング内容は公開されていませんが、例えば次のような採点方式です。

【スコアリング審査の例】
年収500万円以上:3点
年収300万円以上:2点
年収100万円以上:1点

基準はあくまでも例ですが、申込内容に入力した項目が上記のように採点されます。

そして、属性情報の中でも重要だと考えられるのが年収、雇用形態、勤続年数の3つです。

いずれの項目も申込者の返済能力に直結するため、他の項目よりも審査結果への影響が強いと考えられます。

これら3つの項目の評価を表にまとめました。

属性情報の評価基準

審査に通りやすい 注意が必要 審査通過できない
年収 300万円以上 100万円以下 0円
雇用形態 公務員 正社員 アルバイト パート 派遣社員 契約社員 自営業者 会社経営者 無職 専業主婦 年金受給者
勤続年数 1年以上 1年未満 -

上記表の評価基準は目安なので、参考程度に見てください。

それでは年収、雇用形態、勤続年数の3つについてより詳しく見ていきましょう。

年収

消費者金融の審査ではやはり年収が重要です。

年収の高さは、返済能力の評価につながります。特にまとまった金額を消費者金融で借りたいときには高収入でないと難しいでしょう。

ただし、借入金額をそこまで意識しないのであれば、年収の大きさよりも安定性が重要になります。

たとえ収入が人並み、もしくは平均よりも低めであっても、毎月安定して収入を得ているなら、消費者金融での評価は決して低くありません。

収入の安定性を判断するためには、次に説明する雇用形態、勤続年数などが重要になるのです。

雇用形態

収入の安定性には雇用形態が関係してきます。

例えば、公務員であったり、大企業で正社員として勤務していたりするなら収入が安定していると見なされるでしょう。

一方で、パート・アルバイト、派遣社員、契約社員などの非正規雇用者だと収入の安定性という面での評価は低くなります。

それは、正社員と比較して不況時に解雇されやすい、雇用期間に定めがあるなどが理由です。

非正規雇用者の離職率の方が高くなるケースが多いため、その点も評価に関係するでしょう。

また、自身で仕事をしている自営業者、法人の経営者なども収入が不安定だと判断されやすいです。

消費者金融では特定の雇用形態・就業形態だと申し込めないということはないものの、審査結果へ影響するということは覚えておきましょう。

勤続年数

雇用形態と同様に勤続年数も収入の安定性に関連します。

考えれば分かりますが、同じ仕事を10年続けている人よりも、勤続1年目の人の方が離職率は高くなりそうですよね。

そして、このような傾向はパート・アルバイト勤務などの非正規雇用者の方が強いでしょう。

そのため、非正規雇用者であり、なおかつ勤続年数が1年未満というときは消費者金融からの評価は低くなるのです。

消費者金融の審査で見られるのは勤続年数なので、社会人生活が長くても転職をしてしまうと勤続年数はリセットされます。

もちろん、勤続1年目でも申し込みはできますが、できれば1年以上の勤務歴があった方が望ましいです。

信用情報機関で管理されている情報

消費者金融は信用情報機関に加盟しているため、申込者の信用情報を調べることができます。

消費者金融によっても加盟している信用情報機関は異なりますが、株式会社日本信用情報機構(JICC)、株式会社シー・アイ・シー(CIC)の2社の会員であるケースが多いです。

信用情報には、その信用情報機関の会員となっている企業でのカードローンやクレジットカードの利用状況や契約内容が載っています。

信用情報機関によって管理されている情報が少しだけ異なりますが、消費者金融の審査で主に利用されるのは過去の入金記録と異動情報の2つです。

過去の入金記録

CICでは過去24ヶ月のクレジットカードやカードローンの支払い記録を月単位で保存しています。

CICではその支払い記録をマークで表しており、例えば、未入金だった月には「A」マークが表示されるのです。

【CICの入金状況に関する主なマーク】
・$:金融機関からの請求通りに支払いが行われた
・P:請求金額の一部だけが入金された
・R:契約者以外からの入金があった
・A:契約者の事情によって入金が行われたなかった
・-:利用がなかったなどの理由で情報更新がされなかった

自分自身の信用情報については、開示手続きをすることで確認ができます。

問題なくクレジットカードやカードローンの支払いをしていれば、請求通りに支払いが行われたことを示す「$」マークが並んでいるはずです。

一方、消費者金融へ申し込みをしたときに未入金を示す「A」マークが1つでもあると、信用情報の評価は低くなるでしょう。この入金記録は過去24ヶ月のものしか確認できないため、それより前のものに関しては信用情報では分かりません。

つまり、消費者金融の審査への影響は基本的にないということです。また、入金記録に関しては、信用情報の評価に関係しますが、「A」マーク1つで審査に落ちてしまうというわけではないです。

しかし、次に説明する異動情報が信用情報に載っている場合には、消費者金融の審査通過がかなり難しくなります。

異動情報

信用情報が管理する情報の1つに異動情報というものがあります。

異動情報は、事故情報ともいわれ、一般的には「信用情報に傷がついている」、「信用情報がブラックだ」といった状態のことです。

具体的には、次のようなものが異動情報に該当します。

【主な異動情報】
・2ヶ月〜3ヶ月以上の長期延滞の記録
・債務整理の記録
・強制解約の記録
・代位弁済の記録

などなど

先ほど説明した入金記録は過去24ヶ月分のみが確認できましたが、異動情報の場合にはより長い期間、信用情報に記録されます。

登録内容や信用情報機関によっても差がありますが、消費者金融が加盟している2社では5年間が情報の保有期間です。

ただし、JICCやCICと提携関係にある全国銀行個人信用情報センター(KSC)では自己破産や個人再生などの官報という国の機関紙にも掲載される情報は10年を保有期間としています。

そのため、過去5年間〜10年間で異動情報に該当するような返済トラブルがあれば、その期間中は消費者金融の審査に通らないでしょう。

特に仮審査をコンピューターで行なっている大手消費者金融ではこの傾向が強いです。

より事業規模の小さな消費者金融では、仮審査の段階から人の手で行われることが多く、現在の返済能力に問題がなければ審査通過の可能性も0ではありません。

しかし、いずれの消費者金融でも、信用情報に異動情報の記載がある人への融資は消極的です。

勤務先を確かめる在籍確認

属性情報と信用情報の2つに問題がなければ仮審査通過となり、ここからは人の手による本審査へと入っていきます。

消費者金融に申し込みをすると在籍確認という職場を確認するための電話連絡が実施されます。

この在籍確認は審査というよりも申し込みフォームに入力した情報が正しいかを確かめる作業といえるでしょう。

収入がない人にお金を貸しても返済されず貸し倒れになってしまうため、消費者金融は必ず申告された勤務先で本当に働いているのかをチェックするのです。

ただ、申込者のプライバシーには十分配慮されるため、電話は非通知の設定で、本人以外に用件を伝えることもありません。

消費者金融の担当者の個人名で「◯◯さんは、いますでしょうか?」という電話がかかってくるだけです。

それでは、どのような場合に在籍確認が取れて、反対にどのような場合だと在籍確認が取れないのかを見ていきましょう。

在籍確認が取れるケース

消費者金融から電話がかかってきたときに、以下のようなケースであれば在籍確認が取れたと見なされます。

【在籍確認が取れるケース】
・申込者本人が電話を受けた
・電話を受けた人から取り次ぎが行われた
・本人不在でも、在籍が確認できた

在籍確認が行われたときに職場にいる場合、自分自身が電話を受けるか、電話を受けた人から取り次がれれば在籍確認が完了です。

会社によって会話の内容が異なりますが、同じ苗字の人がいる可能性もあるので、フルネームで確認を行い、本人確認のために生年月日や住所などを質問されます。

また、電話がかかってきたときに、自分自身がいなくても在籍確認は行えます。

例えば「◯◯は外に出ておりまして、夕方には戻るかと思います。」といった返答があれば、申込者が働いていると分かるため、在籍確認は完了です。

在籍確認が取れないケース

反対に、次のようなケースでは在籍確認が取れません。

【在籍確認が取れないケース】
・電話がつながらなかった
・申告のあった企業とは別の会社につながった
・申込者の在籍が分からなかった
・申込者が勤務をしていなかった

以上のようなケースでは、審査が一度ストップするか、または審査落ちになります。

例えば、電話がつながらなかったときは何度か日時を変えて在籍確認を試みるでしょう。

場合によっては、電話番号に間違いがないかなどを確認するために携帯電話に連絡が入ることも考えられます。

また、派遣会社などの中には、従業員の個人情報を保護するために「従業員についてはお答えできません。」と回答する方針を取っている企業もあります。

その場合も、在籍確認ができないため審査通過できません。

在籍確認に関する疑問、在籍確認がしにくい事情があるという人は、消費者金融に相談をした上で指示を仰いでください。

提出された書類と申込内容が一致しているか

消費者金融と契約をするにあたっては本人確認書類や収入証明書などを提出します。

提出された書類は、申込内容と一致しているかの確認に使用されます。

氏名や住所などが最新の情報に更新されていない場合には本人確認書類が有効と認められない可能性もあるので注意してください。

その場合には、現住所などが確認できる公共料金の領収書などの別書類の提出も必要です。

収入証明書に関しては必須書類ではなく、以下のようなケースでのみ必要になります。

【収入証明書が必要なケース】

・消費者金融1社での契約金額が50万円を超える場合

・消費者金融の契約金額と他社借入の合計が100万円を超える場合

・消費者金融が就業状況の確認などのために必要だと判断した場合

申込内容と食い違いがなければ問題はありませんが、提出書類に関して疑問があるなら事前に消費者金融に相談をしておいた方が安心でしょう。

審査通過のための最低条件|大手消費者金融の申込条件を確認

ここでは大手消費者金融を中心に、各社の申込条件をまとめていきます。

具体的な審査の基準は非公開でも、申込条件を満たしていなければ審査に落ちるのは確実です。

これらは審査通過の必要な最低条件なので、まずはすべてクリアできそうかを確認してください。

大手消費者金融の申込条件

消費者金融 申込条件
アイフル ・満20歳以上、69歳以下であること ・定期的な収入と返済能力があること ・アイフルの基準を満たすこと
アコム ・満20歳以上、69歳以下であること ・安定した収入と返済能力があること ・アコムの基準を満たすこと
プロミス ・満20歳以上、69歳以下であること ・本人に安定した収入があること
SMBCモビット ・満20歳以上、69歳以下であること ・安定した定期収入があること
レイクALSA ・満20歳以上、70歳以下であること ・安定した収入があること

以上は、大手消費者金融の申込条件です。比べてみると、各社大きな差はありません。

レイクALSAのみ70歳までの申し込みができますが、基本的には安定した収入があり融資対象の年齢に入っていれば良いのです

ただ、「安定した収入があるか」どうかは消費者金融の判断に委ねられます。

自分では申込条件を満たしていると判断しても、消費者金融の審査基準には達していなかったというケースもあるのです。

消費者金融の審査に落ちる主な原因

各社の申込条件について確認しましたが、以下のようなケースに該当すれば、消費者金融の審査に通るのは難しいです。

中には申込条件には明記されていないものも多く含まれているので、一通り目を通しておきましょう。

【消費者金融の審査に落ちる主な原因】
・安定した収入がない
・信用情報がブラックである
・総量規制に抵触する
・他社借入が多い

安定した収入がない

消費者金融の審査に落ちてしまう場合、仕事についていても安定した収入がないと判断されてしまったケースが多いです。

前述の通り、収入の安定性は年収だけでなく、雇用形態や勤続年数からも判断されます。申込内容を総合的に評価した上で収入が安定していて、滞りなく返済してくれるのかを見極められるのです。この理由の場合、消費者金融の審査基準は非公開なので、原因を特定するのは難しいでしょう。また、なかなか収入をアップさせたり、非正規雇用から正規雇用になったりするのは簡単ではありません。勤続年数であれば申し込みする時期を遅らせることで徐々に改善していけますが、それでも審査に通る保証はないです。

まずは、他の部分が原因で審査に落ちていないかを確認していきましょう。

信用情報がブラックである

信用情報がブラックな状態だと消費者金融の審査には通りません。

融資を決めるのは消費者金融であり、信用情報はその判断材料の1つに過ぎませんが、審査結果に大きな影響があります。

もし、信用情報がブラックになる心当たりがあるなら、その情報の登録期間が終了するのを待ってください。

最短でも5年かかるので短い期間ではありませんが、信用情報がブラックだと大手消費者金融の審査に通過する見込みはありません。

また、未払いがあったものの、異動情報になっているかは分からないというときは信用情報の開示をしてみましょう。

過去の入金記録や、異動情報の登録状況が分かるので、登録期間から逆算をすれば、いつまでブラックなのかが分かります。

総量規制に抵触する

消費者金融のカードローンには総量規制というルールが適用されます。

総量規制では、申込者の年収の3分の1を超える金額の貸し付けが禁じられているのです。

このルールは1社に対してではなく、複数社で借り入れをしている場合にはその合計に適用されます。

例えば、年収が300万円だとすると、総量規制における上限は100万円です。

もし、他社借入が100万円に近い状態なら、新たな融資で総量規制を超えてしまう可能性があるため審査には通りません。

この総量規制の対象は消費者金融やクレジットカード会社でのキャッシングです。

キャッシングの利用がある人は借入残高を計算してみてください。

総量規制が原因で審査に落ちたケースでは、借入残高を減らすか、年収が上がったタイミングで再申し込みをしてみましょう。

他社借入が多い

総量規制に抵触しない範囲でも他社借入の多さは審査に影響します。

一般的には3件以上の他社借入があると審査通過は難しいといわれています。実際には、他社借入が3件以上でも審査に通ることはあるものの、かなり稀なケースです。特に年収が低い場合には、他社への返済で精一杯だと判断されてしまうため審査に通りにくいでしょう。借入件数を増やすと返済日の管理も大変になるので、すでに契約しているカードローンがある方は増額も検討してください。増額であれば借入件数は増えませんし、利用限度額の増額によって適用される金利が引き下げられることもあります。

ただし、新規で消費者金融に申し込むのと同様に審査はありますし、総量規制についても注意しなければいけません。

その点も把握した上で増額の申し込みをしましょう。

審査通過率の高い消費者金融はどこ?

大手の消費者金融の中には審査通過率を公開している会社もあります。

審査通過率とは、申込者のうち契約に至った人の割合のことです。

すべての消費者金融で公開されている情報ではありませんが、どのくらいの割合の人が契約できているかを知ることは審査通過の役に立つでしょう。

審査に不安を感じている人は、できるだけ審査通過率の高い消費者金融を選んでください。

消費者金融の審査通過率

消費者金融 審査通過率
アイフル 45.2%
プロミス 45.2%
アコム 44.0%
レイクALSA 29.8%

※ 各社が公開している情報をもとに2018年4月〜2019年3月までの数字を平均したものです。

大手の中だとレイクALSAだけがおよそ30.0%と低い審査通過率です。

他の3社はほぼ横並びですが、若干、アイフル、プロミスがアコムよりも高い数字になっています。

審査通過率を意識するのであれば、まずはアイフル、プロミスから検討を始めると良いでしょう。

消費者金融の審査に落ちないためにしておきたいこと

消費者金融から審査の内容について教えてもらうことはできません。たとえ審査に落ちたとしてもその原因を聞き出すことはできないのです。そのため、申し込みをする前にできる限りの審査対策を行っておきましょう。

100%審査に通る方法というのはありませんが、場合によっては対策をすることで審査に通過できるかもしれません。

申し込みは1社ずつ行う

信用情報には、この記事で説明した入金記録や異動情報だけではなく、申し込みの履歴も記録されています。

この情報は、消費者金融へ申し込みを行った後、金融機関側が申込者の信用情報を照会するタイミングで記録され、登録期間は6ヶ月です。

そのため、過去6ヶ月間に申し込みをしたカードローンの件数を消費者金融は把握できます。

審査に落ちてしまうのではないかと不安だと、いっきに何社へも申し込みをしてしまいそうですが、それは逆効果です。

たくさんの申込記録が登録されている状況を「申し込みブラック」と呼び、申し込み件数が多いほどお金に困っていると判断されるリスクが高くなります。

消費者金融への申し込みは1社ずつ行い、2社目に申し込むにしても必ず審査結果が分かってからにしましょう。

すでに3社以上の申込記録が信用情報に載っている方は、最後の申し込みから6ヶ月をあけてから次の消費者金融へと申し込みをしてください。

申し込みをする前にお試し審査を利用する

消費者金融のカードローンではじめてお金を借りるという人も多いため、各社の公式サイトではお試し審査というサービスが利用できます。

サービスの名称は消費者金融によっても違いますが、生年月日や年収、他社借入を入力することで簡易的に審査結果を診断してくれるというサービスです。

これは正式な申し込みではないため、氏名などの個人を特定できる情報は不要ですし、信用情報に申込記録が残ることもありません。

簡易的な診断なので実際の審査結果と異なるケースもありますが、審査通過の見込みがあるかを判定するのには十分でしょう。

ただし、この記事でも紹介した信用情報については一切考慮されないため、過去の延滞や申し込みブラックが審査落ちの原因になる場合にはお試し審査の結果に関係なく否決されてしまいます。

年齢が融資対象か、最低限の年収はあるのか、総量規制に抵触する可能性はないのかなどの基本的な条件を確認できるサービスだと考えてください。

借入希望金額を低く設定する

消費者金融では審査の結果によって利用限度額と適用される金利が決まります。

当たり前ですが、10万円だけを借りたい場合よりも、100万円を借りたい場合の方が審査のハードルは上がります。

年収に見合わない金額を希望していると現実的な返済計画が立てられない人と評価される可能性があり、そうなると審査に落ちてしまうかもしれません。カードローンの申し込みをするときには、借入希望金額を必要最低限にしましょう。

消費者金融にもよりますが、審査の結果次第で、希望した金額以上の利用限度額を提示してくれる場合も多いです。

利用限度額は後で増額することもできるので、まずは契約を優先して借入希望額を調整してください。

申込内容に間違いがないかをよく確認する

申し込みフォームに入力した内容に間違いがある場合にも審査落ちの原因となる可能性があります。

特に重要な連絡先や収入、職場に関する項目は間違いがないかを申し込みの確定前にチェックしてください。

自分が友人にお金を貸すケースを考えてみても分かりますが、単純なミスばかりをしている人へお金を貸すのは心配ですよね。

また、年収が間違いなら「もしかしたら嘘をついたのでは?」と疑ってしまうかもしれません。

消費者金融の審査で重要になる部分は必ず書類や電話で確認されます。

嘘は絶対にダメですが、間違いがないかもよく確認した上で申し込みをしましょう。

自分の信用情報を確認しておく

これまでカードローンやクレジットカードの利用がない、未払いを起こした覚えがないという人には関係ありませんが、心配な方は信用情報の開示をしておくと良いでしょう。

また、携帯電話の端末代金を分割払いにしている場合、携帯料金の未払いも信用情報に載るため注意してください。

あまり意識したことはなくても、携帯電話会社も信用情報機関に加盟しており、端末を分割払いにするときは信用情報を利用した審査を行っています。

端末代金と利用料金の合計が毎月引き落とされるという仕組みが一般的なので、利用料金の未払いがあった場合には端末代金も延滞しているのです。

他にも信用情報機関に加盟している企業は多いので、何かしらの返済トラブルを起こしてしまったという人は自身の信用情報を確認する価値があります。

収入証明書を準備しておく

申込内容だけでは収入の安定性が測れないという場合には、希望する利用限度額が50万円以下でも収入証明書が必要になります。

そのため、提出が必要になったとき、すぐに出せるようにあらかじめ準備しておくと良いでしょう。

また、収入証明書は任意での提出もできます。

消費者金融としても自己申告だけよりも書類で収入を確認できた方が安心です。

どのような書類が利用できるかは消費者金融によっても異なりますが、会社で働いている方は給与明細よりも源泉徴収票が好ましいでしょう。

月単位ではなく過去1年間の収入が分かるため、源泉徴収票が利用できないという消費者金融は基本的にありません。

一方、自営業者の方は希望する限度額に関係なく確定申告書などがあった方が良いです。

自営業を名乗ることは簡単ですし、在籍確認という方法だけでは安定した収入が測りにくい就業形態だといえます。

そのため、収入証明書の提出を求められるケースが多いのです。

大手消費者金融の審査に通過できないときはどうすれば良い?

最後に大手消費者金融の審査で否決されてしまった人に検討してほしい方法をいくつか紹介していきます。

会社によって審査基準は異なるので、別の消費者金融へ申し込むというのも1つの方法です。

ただ、同じ規模の会社だと審査基準もだいたい一緒なので、結果は変わらない可能性が高いです。

中小消費者金融も検討する

カードローンの審査は大手よりも中小の方が通りやすいといわれています。

多くの中小消費者金融は、大手の審査に落ちてしまった人の受け皿の役割を担っているのです。

特にコンピューターによる自動スコアリングを導入していないような消費者金融では、今の収入が安定していれば信用情報の評価が低くても審査通過できる場合があります。

過去に延滞していて大手の審査に通過できないという人は中小消費者金融も検討の価値があるでしょう。

ただし、今も延滞している、無職である、年収の3分の1をすでに借りているというケースでは、消費者金融の規模に関係なく審査通過はできません。

クレジットカードにキャッシング枠をつける

消費者金融に対して良いイメージを持っていない人も多いため、同じ借り入れでもクレジットカードのキャッシングサービスを利用する人も少なくありません。

消費者金融のカードローンと同様の審査がありますが、そもそもの利用限度額が低めに設定されているということもあり審査の難易度は高くなく、消費者金融が利用できなかった人は検討しても良いでしょう。

ただし、金利が若干高めであったり、翌月一括払いであったりするなど、クレジットカードによっては利便性が低いこともあります。

必ずキャッシングサービスの内容を確認した上で申し込みをしてください。

また、中にはすでにキャッシングできるクレジットカードを持っている人もいるかもしれません。

キャッシングの設定がされていれば、すぐに借り入れができます。

今持っているカードでキャッシングサービスが利用できないかも確認してみましょう。

バンドルカードを利用する

バンドルカードとはVisaブランドのプリペイドカードですが、決められた金額までのチャージを後払いにすることができます。

つまり、チャージするお金が今はなくても買い物できるのです。

後払いにできる金額は人によって異なりますが、最低3,000円から、最高で50,000円です。

カードの発行に審査はなく、アプリ上でのバーチャルカード発行なら即日で利用できます。

比較的少額の買い物ならバンドルカードも検討してみてください。

ただし、後払いにした金額は翌月末までに手数料を含めた支払いが必要になるので覚えておきましょう。

【まとめ】消費者金融の審査は属性情報と信用情報が重要!審査対策をしてから申し込みをしよう

消費者金融のカードローンでお金を借りるためには審査が必須です。

高収入でないとお金が借りられないというわけではなく、借りたお金を遅れなく返せるかどうかを様々な情報をもとに判断されます。

審査で利用される情報は大きく分ければ、属性情報と信用情報の2つです。

そして、重要な部分は書類、電話連絡で事実確認が行われます。

収入が低い、アルバイト勤務である、過去に延滞をしたなど、審査に不安がある人は審査対策をしてから申し込みをしましょう。

この記事では「消費者金融の審査に落ちないためにしておきたいこと」でいくつも対策を紹介しています。

基本的なことも含まれていますが、基本的なことをしっかりできているというのが想像しているよりも重要なのです。

まずは各社の申込条件を確認し、必要に応じて審査対策も行ってから申し込みをしてください。