最終更新日:2019年07月27日

カードローンとキャッシングの違いを解説!おすすめの借入方法はどっち?

消費者金融・銀行のカードローンとクレジットカードのキャッシングは、いったい何が違うのか?

いずれもお金を借りることができるサービスですが、微妙に違いがあります。

借入を考えている方にとっては、何が違うのか気になるところでしょう。

そこで今回は、カードローンとクレジットカードを
・金利
・限度額
・融資スピード
・借入・返済方法

これらについて比較して違いを解説していきます。

両者の特徴や注意すべきことを理解せずに借り入れしてしまうと、損してしまうかもしれません。

きちんと違いを知ってお得に利用しましょう。

カードローンって何?わかりやすく解説

まずはカードローンとはどんな商品なのか解説します。

カードローンとは

カードローンとは、消費者金融や銀行が取り扱うローン商品で、無担保で少額のお金を借りることができます。

専用のカードを使ってATMで現金を引き出したり、自分の持っている銀行口座に振込してもらい借り入れします。

金利と利用限度額は審査で決まり、はじめに設定された利用限度額の範囲で自由に繰り返し借入・返済ができます。

カードローンで借りたお金は、利用目的が問われません。目的にあわせて利用可能です。

たとえば、旅行やレジャー、急な冠婚葬祭、家電・家具の購入、資格取得のため等など幅広い用途に使えます。

カードローンは主に消費者金融と銀行の2種類にわけられます。

それぞれ利用するうえでのメリットが異なります。

消費者金融カードローンは審査・融資スピードがウリ

消費者金融カードローンのウリはなんと言っても審査・融資スピードが早いことです。

代表的なとこで言えば、大手の消費者金融である「アコム」「プロミス」「アイフル」「SMBCモビット」などです。

大手消費者金融は、最短30分で審査が完了し即日融資も可能としています。

早いところだと申込み完了からたったの1時間で現金を借りることもできます。

銀行カードローンは低金利がウリ

銀行カードローンは、文字通り銀行が取り扱うカードローンです。

大手銀行、地方銀行いずれもカードローンの取扱があり、今ではカードローンを扱っていない銀行はないほど人気のローン商品です。

銀行カードローンのウリは低金利です。

消費者金融と比べて金利が低いので利息を抑えた借入ができます。

また、「銀行が発行するから安心」という理由で利用される方も多いです。

クレジットカードキャッシングとは?

クレジットカードは、主にショッピング機能を利用される方が多いですが、キャッシング機能が備わっていれば担保・保証人不要でお金を借りることができます。

キャッシングの基礎知識

クレジットカードのキャッシングは、クレジットカード会社から借金することです。

そもそも論として、クレジットカードはショッピングでもキャッシングでも、カード会社は顧客にお金を貸している点は同じです
・クレジットカードで1万円の買い物をする:翌月に支払いとなるため、その間、カード会社は顧客に1万円を貸している
・クレジットカードで1万円キャッシング:カード会社が顧客に1万円を貸している

つまり、クレジットカードは買い物できるだけでなく、お金を借りることも可能になるのです。

ただし、ショッピングとキャッシングには大きな違いがあります。

キャッシングは原則、金利手数料がかかるということです。

ショッピングの場合、翌月1回払いなら手数料は不要ですが、キャッシングの場合は金利手数料が必ずかかります。

金利手数料は、利用するクレジットカードによって異なりますが概ね年15~18%です。

キャッシング枠とは?

クレジットカードのキャッシング枠とは借入可能な限度額のことです。

キャッシング枠が30万円に設定されているクレジットカードなら、30万円まで借り入れできるということです。

ただし、ここで注意していただきたいのがキャッシング枠はショッピング枠と別に設定されているわけではないということです。

キャッシング枠は、ショッピング枠の中で設定されているものなので、ショッピング枠と別に利用できるわけではありません。

例:ショッピング枠100万円・キャッシング枠30万円のクレジットカードの場合
・ショッピング枠は100万円まで利用OK
・100万円の内、キャッシング枠は30万円で設定
・ショッピング枠を80万円利用すると、キャッシング枠の残高は20万円となる
・キャッシング枠を30万円利用すると、ショッピング枠の残高は70万円となる

つまり、ショッピング枠を100万円利用すれば、キャッシング枠の残高は0円となるので借入はできなくなってしまいます。

クレジットカードでキャッシングを考えている方は、この点をよく理解した上で利用することが大切です。

クレジットカードでのキャッシング方法

クレジットカードのキャッシング方法は主に2種類あります。
・銀行・コンビニATMでキャッシング
・WEBキャッシング

クレジットカードを使った簡単なキャッシングとしてはATMを使った方法です。

銀行のキャッシュカードを使用して現金を引き出すのと同じように、ATMで暗証番号と借入金額を入力すればお金を借りることができます。

WEBキャッシングは、カード会社の会員ページにログインして暗証番号と借入金額を入力すると、カード支払いに利用している銀行口座に振り込まれる方法です。

カードローンとキャッシングの違いを比較

カードローンとキャッシング、どちらもお金を借りられるサービスですが、具体的に何が違うのか比較していきましょう。

【金利を比較】 一番低金利はどこ?

お金を借りるうえで特に気になるのが金利でしょう。

大手消費者金融、銀行カードローン、クレジットカードキャッシングの金利を表にまとめてみました。

商品名 金利
消費者金融 プロミス 4.5~17.8%
アコム 3.0~18.0%
アイフル 3.0~18.0%
SMBCモビット 3.0~18.0%
レイクALSA 4.5~18.0%
銀行カードローン みずほ銀行カードローン 2.0~14.0%
三井住友銀行カードローン 4.0~14.5%
三菱UFJ銀行カードローン 1.8~14.6%
りそな銀行カードローン 3.5~12.475%
楽天銀行カードローン 1.9~14.5%
住信SBIネット銀行MR.カードローン 0.99~14.79%
イオン銀行カードローン 3.8~13.8%
キャッシング 三井住友カード 15.0~18.0%
オリコカード 15.0~18.0%
セゾンカード 12.0~18.0%
イオンカード 7.8~18.0%
楽天カード 18.0%

いずれも金利に幅がありますが、実際に適用される利率は審査で決まります。

そして、大抵の場合は最高金利が適用されることが多いです。

そのため、最高金利を比較するようにしてください。

比較の結果、銀行カードローンが一番低金利だということがわかります。

銀行カードローンの最高金利は14.0~15.0%、これに対し消費者金融とクレジットカードキャッシングは18.0%です。

すべての銀行カードローンが低金利というわけではないですが、傾向としては銀行カードローンが低金利と言えるでしょう。

低金利だとどれぐらい得するの?

では、実際に低金利だと借入でどれぐらい得するのか計算してみましょう。

30万円の借入をして、毎月1万円の返済をするとして比較してみます。

いずれも最高金利を適用するものとします。

商品名 金利 返済総額
プロミス 17.80% 397,848円
オリコカード 18.00% 399,563円
みずほ銀行カードローン 14.00% 370,074円

消費者金融・クレジットカードキャッシングと銀行カードローンでは、支払う利息に約3万円もの差が出ます。

借入額・返済額が同じなら、低金利であるほどお得ということです。

クレジットカードキャッシングは無利息サービスがない?

大手消費者金融と一部の銀行カードローンには無利息サービスが有り、クレジットカードのキャッシングには無利息サービスがないと言われることが多いです。

そのため、無利息サービスがあるカードローンで借りるほうがお得と思いがちですが、クレジットカードでも無利息サービスが利用可能なものも一部あります。

商品名 内容 条件
消費者金融 プロミス 初回借入日の翌日から30日間 ・メールアドレス登録・WEB明細設定
アコム 契約日の翌日から30日間 ・返済日を35日毎に設定
アイフル 契約日の翌日から30日間
レイクALSA 契約日の翌日から30日間 ・利用限度額200万円以下・借入額5万円まで
契約日の翌日から180日間
銀行カードローン ジャパンネット銀行 初回借入日から30日間 初めて利用の方
愛媛銀行 契約日より30日間
北日本銀行 契約日より30日間
キャッシング ポケットカード 初回利用日から30日間 初めて利用の方
エポスカード 初回利用日から30日間 初めて利用の方

このように一部のクレジットカードでも無利息サービスが利用可能なキャッシングがあります。

無利息期間中は一切利息が発生せず、期間内に借りた分をそのまま返済すれば完済となります。つまり、1円も利息を払わずにお金を借りることもできるのです。

【限度額を比較】高額借り入れできるのは?

None 商品名 限度額
消費者金融 プロミス 1万~500万円
None アコム 1万~800万円
None アイフル 1万~800万円
None SMBCモビット 1万~800万円
None レイクALSA 1万~500万円
銀行カードローン みずほ銀行カードローン 10万~800万円
None 三井住友銀行カードローン 10万~800万円
None 三菱UFJ銀行カードローン 10万~500万円
None りそな銀行カードローン 10万~800万円
None 楽天銀行カードローン 10万~800万円
None 住信SBIネット銀行MR.カードローン 10万~1200万円
None イオン銀行カードローン 10万~800万円
キャッシング 三井住友カード 5万~300万円
None オリコカード 10万~100万円
None セゾンカード 1万~300万円
None イオンカード 1000円~300万円
None 楽天カード 1万~90万円

いずれも利用限度額は幅がありますが、実際に適用される金額は審査で決まります。

比較してみるとおわかりの通り、クレジットカードキャッシングは利用限度額が低めです。

しかも、クレジットカードの場合、キャッシング枠はショッピング枠に含まれているので利用には注意が必要です。

総量規制対象なのは?

総量規制とは、貸金業者が個人に対し年収の3分の1を超える貸付をしてはならないというルールのことです。

たとえば、年収300万円の人は貸金業者から借りられる金額は最大で100万円ということになります。

貸金業者に含まれるのは消費者金融とクレジットカードのキャッシングです。※

銀行カードローンは、運営元である銀行が貸金業者に当たらないので総量規制対象外となります。

※クレジットカードのショッピング枠は総量規制対象外です。

申し込みが簡単なのは?

借り入れする場合、どのように申し込みすればよいのでしょうか。

消費者金融・銀行カードローンの場合


申込み方法は各社で異なりますが、主な申込み方法は次の3パターンです。
・WEB・電話で申し込み⇒審査⇒無人契約機で手続き
・無人契約機で申し込み⇒審査⇒契約
・WEB申し込み⇒審査⇒WEB上で契約

業者によっては必ず来店しないと契約できないものもありますし、銀行カードローンだとその銀行の口座開設が必須となっているものもあります。

大手消費者金融は、無人契約機で手続きしてもWEB上で手続きしても最短即日融資が可能です。

手続きの手間と時間がかからないのは大手消費者金融で、借入までがスピーディーに行なえます。

クレジットカードキャッシングの場合

手持ちのクレジットカードにキャッシング枠が付いている場合は、申込不要で借入可能です。

キャッシング枠が付いていない場合は、次のいずれかの方法で申し込みします。
・コールセンターに電話で申し込み
・会員ページから申し込み

審査結果の通知方法は、カード会社によって異なりWEBで受け取るか郵送で受け取りとなります。

【融資の速さを比較】一番早く借りられるのは?

商品名 融資スピード※
消費者金融 プロミス 最短1時間
アコム 最短即日
アイフル 最短即日
SMBCモビット 最短即日
レイクALSA 最短1時間
銀行カードローン みずほ銀行カードローン 最短翌営業日
三井住友銀行カードローン 最短翌営業日
三菱UFJ銀行カードローン 最短翌営業日
りそな銀行カードローン 最短3営業日程度
楽天銀行カードローン 数日程度
住信SBIネット銀行MR.カードローン 数日程度
イオン銀行カードローン 数日程度
キャッシング 三井住友カード 最短即時
オリコカード 最短即時
セゾンカード 最短即時
イオンカード 最短即時
楽天カード 最短即時

※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

大手消費者金融では最短即日融資も可能で、プロミスとレイクALSAでは最短1時間融資も可能です。来店不要で手続きできることも考えると、手間もかからずかなり便利です。

銀行カードローンは大手消費者金融のように即日融資はできません。審査の際、警察庁のデータベースに照会をかけて回答が出ない限り審査を進めることができず、この回答は最短翌営業日となっているからです。

クレジットカードキャッシングが最短即時で利用できるのは、あくまでもキャッシング枠が付いている場合の話です。

後からキャッシング枠を付ける場合は、再度審査を受けなければならず、結果がわかるまでに数日~数週間かかることもあります。

【借入・返済方法を比較】利便性が良いのは?

借入方法と返済方法についても見てみましょう。

消費者金融・銀行カードローンの場合

主な借入方法は2種類あります。
・ローンカードを使ってATMで借入
・電話・WEBで振込依頼して口座に入金

ATMはコンビニ設置の提携ATMでも借入可能です。ほぼ24時間利用できるので、場所や時間を問わず借りられるのは便利です。

銀行口座への入金の場合、依頼する時間によっては翌営業日に入金となるので利用する際は注意が必要です。

返済方法は主に6種類あります。
・ATM
・口座振替
・銀行振込
・インターネット返済
・ネットバンキング
・コンビニ返済

業者によっては利用できない返済方法もあるので、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。

特に銀行カードローンだと口座振替でしから毎月の返済に対応していない所も多いので注意してください。

また、自社ATMを利用する場合は手数料無料ですが、提携ATMや銀行振込はそれぞれ手数料がかかります。

クレジットカードキャッシングの場合

クレジットカードキャッシングの借入は、
・ATMの利用
・電話、会員ページから振込依頼して口座へ入金

返済方法は口座振替・ATM・銀行振込などが利用可能です。

手数料はカードローンと同じく、提携ATMと銀行振込だと手数料が必要になります。

カードローンとキャッシングどっちも信用情報機関に記録は残る?

消費者金融、銀行カードローン、クレジットカードキャッシングいずれも利用すると、個人信用情報機関記録は残ります。

勘違いされている方も多いですが、カードローンやキャッシングを利用したからと行ってブラックリストにのるわけではありません。

ブラックリストにのるというのは、カードローンやキャッシングで長期延滞したり返済できず債務整理するなど、本来すべき返済をしないで金融事故を起こした場合に個人信用情報機関に記録されることを言います。

きちんと期日を守って返済できていればブラックリストにのることはありません。

ただし、カードローンやキャッシングを利用していると他のローンの審査に大なり小なり影響を与えます。

特に住宅ローンは、他から借り入れがあると審査に通らない可能性が高く、場合によっては審査すらしてもらえないこともあります。

カードローンとキャッシングどっちで借入すればいいの?

低金利で借りたい

利息をできるだけ払いたくないから低金利で借り入れしたいなら、銀行カードローンがおすすめです。

銀行カードローンは最高金利で見ても消費者金融やキャッシングと比べて4.0%近く安いです。

特に借入額が高額で返済が長期化しそうな場合は、高金利だと利息も増えがちですから低金利の銀行カードローンの利用を検討しましょう。

ただし、10万円程度の少額の借入で返済期間が短め(半年程度)なら、無利息サービスがあるカードローンかキャッシングを利用するのが良いでしょう。

たとえば、プロミスは30日間は利息発生なしですから、借入額と返済期間次第では銀行カードローンよりも得します。

高額の借入を希望している

まとまった資金が必要で高額の借入を希望しているのであれば、銀行カードローンがおすすめです。

消費者金融も利用限度額は高額ですが、貸金業者のため総量規制対象となり年収3分の1までしか借りることができません。

銀行カードローンは総量規制対象外ですから、年収による縛りを受けないので大口融資を受けやすいです。

もっとも、利用限度額は審査で決まるので銀行カードローンに申し込めば必ず高額借り入れできるとは限りませんが。

今日中にお金を借りたい

キャッシング枠付きのクレジットカードを持っているなら、キャッシングで借り入れするのが一番早い借入方法です。

すでに審査した結果、借入が認められているので最寄りのATMで即借り入れできます。

逆に、キャッシング枠が付いていない場合は、今から申し込みしても審査結果が出るまでに数日掛かる可能性が高いので注意してください。

今から申し込みしてお金を借りるのであれば、即日融資対応の大手消費者金融が良いでしょう。

大手消費者金融であれば、最短1時間で融資することも可能ですし、無人契約機なら夜間も営業しているので、即日融資しやすい環境が整っています。

土日祝日でも即日融資可能なのも大手消費者金融の強みです。

まとめ

カードローンとキャッシングは、お金を借りるという意味では同じですが、それぞれに微妙な違いがあることを理解いただけたでしょうか?

カードローンのほうが良い、キャッシングのほうが良いではなく、目的や状況に応じて使い分けるのがおすすめです。

いずれにしても、事前に審査を受けて利用枠を設けていれば、必要になったときにすぐ借り入れができるので急な出費にも困りません。

キャッシングはカードローンと比べると金利が高い傾向にあるので、一時的にお金が必要で一括返済できるという場合に利用するのがいいでしょう。

繰り返し借り入れする予定がある、あらかじめまとまったお金が必要になることがわかっているという場合は消費者金融や銀行カードローンを利用するといいでしょう。

カードローンでも、低金利や即日融資対応、無利息サービスなどあるので自分の希望に合わせてカードローンを選ぶようにしてください。

カードローンもキャッシングも、お金に困っているときに便利ですが借金であることを忘れてはいけません。

借り入れする前に返済シミュレーションを使い、返済計画をしっかり立ててできるだけ早く返済することをおすすめします。