最終更新日:2019年06月14日

カードローンに初めて申し込む前に知っておきたい基礎知識と選び方

テレビCM、街中の看板など、様々なところで広告を目にするカードローンですが、イマイチどんなサービスか分かっていないという方も多いのではないでしょうか?

この記事では、初めてカードローンを契約しようと思っている方、興味はあったものの不安を感じている方に向けて、実際にお金を借りる前に知っておくべき基礎知識を説明していきます。

カードローンは上手に利用すればとても便利ですが、お金を借りる以上、しっかりと守らなくてはいけないルールもあるのです。

不安、疑問を払拭してからカードローンの申し込みをするようにしましょう。

また、記事の最後には、初めての借り入れにおすすめなカードローンも紹介しています。

ぜひ、借入先を選ぶときの参考にしてください。

そもそもカードローンってどんなサービス?

まずは、カードローンがどのようなサービスなのかをしっかりと理解しましょう。

カードローンとは担保や保証人不要で契約ができ、限度額に達しない限りは繰り返し借り入れができる個人向けのローン商品のことです。

契約者には借入専用のカード(ローンカード)が発行され、近くのATMなどから現金を出金できるほか、最近では振り込みでの融資に対応しているカードローン会社もたくさんあります。

ローンと聞くと、住宅ローンなどをイメージするかもしれません。

住宅ローンの場合には1,000万円を超えるような金額になることも少なくありませんが、一方のカードローンは比較的、少額の融資に利用されます。

そのため、用意する書類が少なく、申し込みにかかる手間も少ないのがカードローンの特徴だと言えるでしょう。

また、カードローンで借りたお金の使い道は、事業性資金を除いて原則自由とされていることが多く、特定の利用目的がなくても契約だけをしておくことが可能です。

カードローンには消費者金融、銀行などの種類がある

カードローンを扱っている金融機関は次の3つです。
①消費者金融
②信販会社(クレジットカード会社)
③銀行

サービス自体に差があるわけではありませんが、発行している金融機関によって上記の3つに分類することができます。

ただ、どの金融機関がサービスを提供しているかによって適用される法律が違い、その結果として商品の使い勝手に差が出るということは覚えておきましょう。

お金を借りる側が意識すべきことはあまりありませんが、消費者金融よりも銀行の方が審査が厳しい分、低い金利でお金を借りることが可能です。

カードローンとカードキャッシングとの違いとは?

カードローンと似た言葉に「カードキャッシング」があります。

単に「キャッシング」と言われることもありますが、カードローンとの違いはあるでしょうか?

実は、カードローンとカードキャッシングに明確な差はありません。

ただ、「カードキャッシング」、「キャッシング」と言った場合には、クレジットカードに付帯している借り入れサービスを指すことが多いです。

クレジットカードはショッピングサービスがメインの機能であり、キャッシングは付帯サービスという扱いになります。

そのため、限度額が低い、金利が高いなどのデメリットがあり、高額な借り入れには向いていないでしょう。

あくまでも、クレジットカード利用者が一時的に現金を用立てるためのサービスと思ってください。

初めてカードローンに申し込みをする前に知っておきたいこと

ここからは、初めてカードローンでお金を借りる前に知っておきたいことについて説明をしていきます。

カードローンは各種ローンの中でも利用のハードルが低く、気軽に借り入れができるのがメリットです。

ただ、軽い気持ちでお金を借りてしまうと、思いもよらぬデメリットに契約後に気がつくかもしれません。

そうならないように、しっかりとカードローンの基本を押さえておきましょう。

カードローンに危険性はないの?

「カードローン」、「消費者金融」という言葉にあまり良いイメージを持っていない方も多いと思います。

カードローンに危険、怖いといったイメージがついてしまった理由の1つは、ドラマなどに出てくる闇金(ヤミ金)の描かれ方です。

返済できないほどの利息が発生したり、返せないと職場に乗り込んできたりといったことは実際にはありません。

もしあったとしても、それは正規のカードローン業者ではなく、違法な闇金の話です。

しっかりとした金融機関のカードローンでお金を借りたのであれば、不必要に怖がる必要はありません。

消費者金融でも、銀行でも様々な法律によって制限を受けており、消費者にとって不利な契約にならないようになっています。

総量規制で貸し過ぎ・借り過ぎを防止

消費者金融、信販会社、クレジットカード会社などの貸金業者に適用される法律が「貸金業法」です。

貸金業法には総量規制というルールがあり、消費者の返済能力を超えた金額を金融機関が貸さないように工夫されています。

総量規制では「利用者の年収の3分の1を超える金額を貸し付けてはいけない」とされており、これに違反した貸金業者には罰則があるのです。

そのため、貸金業者は利用者の年収、現在の借入残高をしっかりと把握した上で貸し付けをしないといけません。

ただ、年収の3分の1以下なら必ず借り入れができるというわけではなく、総量規制に抵触しない金額であっても金融機関が利用者の返済能力を超えていると判断すれば契約はできないのです。

金融機関はたくさんのお金を貸せば、その分、支払われる利息が増えるため利益にもなります。

しかし、制限なく貸し付けをすれば返せなくなる人が増え、自己破産者も増加してしまうでしょう。

総量規制は、多重債務者の増加を抑制するためのルールでもあるのです。

利息制限法で上限金利を制限

また、カードローンに適用される金利についても法律によって規制されています。

カードローンは借入残高と適用金利に応じて利息が発生し、利用者は元金に加えて、利息も返済しないといけません。

お金を借りる側とお金を貸す側であれば、貸す方の立場が強くなるのは必然です。

しかし、貸主が自由に金利を決められてしまうと、利用者は不利な金利であっても借りざるを得ないケースが出てきてしまいます。

そのような事態を防ぐためにも、適用できる金利には上限が定められており、それに違反した場合には行政処分、刑事罰が待っているのです。

利息制限法という法律では、元金に応じて適用できる金利が次のように決まっています。

利息制限法による上限金利

元金 適用金利
10万円未満 年20.0%以下
10万円以上100万円未満 年18.0%以下
100万円以上 年15.0%以下

表では元金となっていますが、カードローンの場合には契約限度額(極度額)で考えてください。

つまり、まだ借りていなくても、契約した金額が100万円以上であれば、適用される金利も年15.0%以下になります。

表からも分かる通り、借入金額に関係なく年20.0%を超える金利は利息制限法違反です。

これは返済日に遅れたときに適用される遅延利率においても同様であり、どんなケースであっても年20.0%を超えることはありません。

ドラマのような取り立ては行われない

貸金業法には返済をしない利用者への督促方法についても規制があります。

職場に督促があったり、突然、自宅訪問されたりといったような取り立てはドラマの世界の話です。

貸金業法では、利用者のプライバシーに配慮しない取り立て、決められた時間外の取り立てなどは禁止されています。

利息制限法と同じように、法律に違反した取り立てをした金融機関には営業停止などの処分が下される可能性があるのです。

そのため、返済に遅れている利用者への督促方法については、カードローン会社ごとに厳密な社内ルールがあると言われています。

ただし、「怖い取り立てがないなら返済に遅れても大丈夫」というわけではありません。

詳しくは後ほど説明していきますが、返済に遅れてしまうと様々なデメリットがあるのです。

カードローンはどうやって返済するの?

カードローンでお金を借りる方法は、ATMから現金を引き出す方法自分名義の銀行口座へと振り込んでもらう方法の2つです。

一方、借りたお金の返済の仕方には、次のような方法があります。

カードローンの返済方法

返済方法 概要
ATM 自社ATM、提携ATMへ返済したい金額を入金することで返済をする方法です。 ATMによって手数料の無料・有料が異なるため、カードローンごとにお得なATMを把握しておくと良いでしょう。 ATMからの返済にはローンカードが必要ですが、中にはアプリをカード代わりに利用できる金融機関もあります。
口座振替 毎月、決められた日に返済金額が自動的に口座から引き落とされます。 残高が十分にあれば返済忘れの心配がないため、人気の返済方法の1つです。 ただ、郵送で引き落とし口座の登録をするためには、1ヶ月〜2ヶ月かかることもあり、初回返済日には間に合わない可能性もあります。
ネットバンキング カードローン会社の会員向けサイトで、ネットバンキングを登録することで返済をします。 どの銀行が対応しているかはカードローン会社によって異なり、先にネットバンキングの契約をしておかないといけません。 24時間、来店不要で返済ができるため、忙しい方にも便利な返済方法です。
銀行振込 利用者ごとに用意された返済用口座へと銀行振込によって入金をする方法です。 振込手数料が利用者負担となることが多く、銀行の営業時間帯での取り扱いとなる点に注意してください。
マルチメディア端末 (コンビニ) 対応していない金融機関もありますが、コンビニに設置してあるマルチメディア端末(Loppi、FAMIポートなど)からも返済ができます。 マルチメディア端末で返済用の券を発行して、レジに持っていき支払いを行いましょう。

カードローンは毎月いくら返済しないとダメ?

カードローンで借りたお金はリボ払いでの返済が多いため、毎月一定額を支払っていくことになるのです。

ただし、カードローンの返済はミニマムペイメント(最低支払い金額)という方式をとっているため、指定の金額以上であれば多めに返済することもできます。

また、毎月いくらの返済が必要かは人によって異なりますが、基本的には借りている金額が高額だと、1ヶ月の返済金額も多くなるのが一般的です。

大手カードローン会社の返済方式

消費者金融 返済方式
アイフル 借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式
アコム 定率リボルビング方式
プロミス 残高スライド元利定額返済方式
三井住友銀行カードローン 残高スライド方式
みずほ銀行カードローン 残高スライド方式
楽天銀行スーパーローン 残高スライドリボルビング返済

大手のカードローン会社では、上記のような返済方式になっています。

少しややこしい名称の返済方式もありますが、基本的には「残高スライド方式」、「定率リボルビング方式」の2つを覚えておけば良いでしょう。

残高スライド方式とは?

残高スライド方式とは、借入残高に応じて支払い金額が変化していく返済方式です。

残高が減少していくとともに、支払い金額も減っていき負担が小さくなっていく特徴があります。

残高スライド方式を採用している三井住友銀行カードローンの場合、次のように返済金額が決定します。

三井住友銀行カードローンの毎月の返済金額

返済時の借入残高 返済金額
1円〜1,999円 借入残高の全額
2,000円〜100,000円 2,000円
100,001円〜200,000円 4,000円
200,001円〜300,000円 6,000円
7,000,001円〜8,000,000円 70,000円

借入残高が2,000円〜100,000円の間であれば、毎月の支払い金額は2,000円です。

返済が進み、残高が2,000円未満となれば全額の返済が必要になり、完済となります。

ただし、カードローンは限度額の範囲内だと追加で借り入れをすることも可能です。

その場合には残高が増えるため、返済金額も増える可能性があるので注意しましょう。

加えて、指定の返済金額(約定返済金額)だけの支払いだとなかなか返済が進みません。

約定返済金額は、あくまでも最低の支払い金額です。

お財布に余裕があるときは指定金額よりも多めに返済をして、早期完済を目指してください。

定率リボルビング方式とは?

一方、アコムが採用している定率リボルビング方式では借入残高の一定の割合が返済金額になります。

アコムの場合、一定の割合は契約限度額によって決まり、高額の契約になればなるほどその割合は小さくなるのです。

アコムの返済金額の決定方法

契約限度額 一定の割合
30万円以下の場合 借入残高の4.2%以上
30万円超、100万円以下の場合 借入残高の3.0%以上
100万円超の場合 借入残高に対して以下のいずれかの割合 3.0%以上 2.5%以上 2.0%以上 1.5%以上

例えば、契約限度額が10万円、借入残高も10万円という場合には「100,000円×4.2%=4,200円」となります。

実際には千円未満が切り上げとなるため、初回は5,000円の返済です。

あとは返済を進め、徐々に借入残高が減少すれば、残高スライド方式と同じように支払いが必要な金額も小さくなっていきます。

1ヶ月あたりの返済負担は抑えられますが、残高が減りにくいという点は一緒です。

返済方式に関係なく早めに返済できるように、多めに返済したり、任意のタイミングで追加返済をしたりしましょう。

紹介した以外にも、「定額返済方式」という完済まで一定の金額を支払う返済方式もあります。

カードローン会社によって返済方式は様々なので、契約をする前にしっかりと確認しておいてください。

カードローンの利息ってどうやって計算するの?

カードローン会社から借りたお金には利息が発生します。

適用金利については法律による規制があることを先ほど紹介しましたが、利息の計算方法についても抑えておきましょう。

【利息の計算方法】

元金 × 金利 ÷ 365日 × 借入日数 =利息

10万円を金利年18.0%で30日間借りた場合には、次のようになります。

100,000円 × 18.0% ÷ 365日 × 30 ≒1,479円

金利は年率での表示ですが、実際の利息は1日単位での計算になるので注意しましょう。

カードローンでは1日でも早く返済をした方が発生する利息は小さくなります。

カードローンごとに返済日は決まっていますが、ほとんどの場合、早めに返済をすることも可能です

返済できる余裕があれば、早め早めに支払いを行った方が利息は得になります。

ただし、返済方法が口座振替の場合には、早めに返済をしても引き落としされるケースがあるため、カードローン会社ごとの返済ルールを確認してください。

カードローンの限度額ってどうやって決まるの?

記事の冒頭でカードローンは少額借入向けの商品だと説明しました。

しかし、カードローンの中には数百万円という限度額の商品も多く、まとまった融資を希望する方にも対応可能です。

大手カードローンの限度額

カードローン 限度額
アイフル 1万円〜800万円
アコム 1万円〜800万円
プロミス 1万円〜500万円
みずほ銀行カードローン 10万円〜800万円
三井住友銀行カードローン 10万円〜800万円
三井住友カード ゴールドローン 50万円〜700万円

ただ、自分の希望通りの金額が借りられるとは限りません。

カードローンで借りられる金額は、商品の限度額以内で、申込者の希望金額を参考にして審査で決定されます。

50万円を借りたくても、審査の結果、10万円、20万円までということも十分にあるのです。

特に初回契約の場合には限度額が低く設定されるケースがよくあります。

審査では年収や雇用形態などだけではなく、信用情報機関に登録されているクレジットカード、ローンの利用状況も参考にされるのです。

初めてのカードローン利用だと、借入先との取引実績がありません。

そのため、最初は少額で契約をして、借り入れ、返済を繰り返していきましょう

利用実績を積んでいくことで限度額を増やす手続きもできます。

もしカードローンの返済ができないとどうなるの?

カードローンで借りたお金の返済が遅れてしまっても、怖い取り立てはないと先ほど説明をしました。

ただ、返済に1日でも遅れれば延滞となり、様々なデメリットがあります。

遅延損害金が発生する

カードローンには通常の金利とは別に、延滞している期間中だけ適用される遅延利率というものがあります。

例えば、通常の金利が年18.0%でも、遅延利率が年20.0%の場合には、次のように多めに利息が発生するのです。

通常金利と遅延利率の違い(借入残高10万円の場合)

延滞期間 通常の金利 (年18.0%) 遅延利率 (年20.0%)
1日 49円 54円
10日 493円 547円
30日 1,479円 1,643円

借入残高が10万円だと1ヶ月の延滞でも数百円の違いにしかなりません。

しかし、延滞する場合には借入残高が高額であったり、長期化したりすることも多いため、表以上の遅延損害金が発生することもよくあります。

信用情報に延滞の記録が残る

金融機関は信用情報機関に加盟しているため、カードローンの返済状況は随時、信用情報へと記録されていきます。

カードローンの返済日に、契約通りの返済がされなかった場合には、その情報も信用情報に記載されることになるのです。

信用情報は金融機関がローン、クレジットカードの審査をするときに利用します。

そのため、信用情報に延滞が記録されていると、審査に通りにくくなるのです。

信用情報の記録は一定期間が経てば消えますが、返済に遅れが出ないように細心の注意を払いましょう。

分割払いから一括での返済に切り替わる

カードローンで借りたお金は、本来であれば分割払いで支払いをする契約になっています。

しかし、長期延滞が発生している場合には、利用規約に従い「期限の利益の喪失」という状態になり、一括での返済請求に切り替わることがあるのです。

そこまでいくと、カードローン会社側との信頼関係が崩れてしまっているため、強制解約(利用停止)の措置が取られることも多いでしょう。

延滞が長期化すると裁判に発展することもある

もし、金融機関からの督促に一切応じず、状況が悪化していけば裁判が起こされる可能性もあるので注意が必要です。

督促方法に関しては法律による規制があるため、金融機関はそのルールに則って取り立てをします。

しかし、怖い取り立てはない分、返済が見込めない利用者に対しては粛々と法的手続きを進めていくことになるのです。

最終的には、判決後の給料の一部が差し押さえられるため、会社にも借金があること、返済ができない状態にあることがバレてしまうでしょう。

初めてカードローンで借りる前にチェック!審査に通る人・落ちる人

カードローンは初めて借り入れをする方にもおすすめですが、お金を借りるためには審査に通過することが必須です。

カードローンのメリットは気軽、手軽にお金を借りられることであっても、誰でも融資が受けられるわけではありません。

まずは、最低限の申込条件をクリアしているかをチェックしてください。

カードローンは年齢と安定収入が申込条件

カードローンは金融機関ごとに申込条件が決められています。

ほとんどの場合、年齢、安定収入の2つを絶対条件としており、どちらか一方でもクリアしていなければ、申し込みをしても審査に通ることはありません。

大手カードローン会社では、次のような申込条件となっています。

大手カードローン会社の申込条件

カードローン会社 申込条件
アイフル ・満20歳以上69歳以下であること ・定期的な収入と返済能力を有すること ・アイフルの審査基準を満たすこと
アコム ・満20歳以上69歳以下であること ・安定した収入と返済能力を有すること ・アコムの基準を満たすこと
プロミス ・満20歳以上69歳以下であること ・安定した収入があること
みずほ銀行カードローン ・契約時の年齢が満20歳以上66歳未満であること ・安定した収入があること ・指定の保証会社の保証が受けられること
三井住友銀行カードローン ・満20歳以上69歳以下であること ・原則、安定収入があること ・指定の保証会社の保証が受けられること ・利用目的が事業性資金以外であること
楽天銀行スーパーローン ・満20歳以上62歳以下であること ※ アルバイト・パート、専業主婦の方は60歳までです。 ・毎月安定した収入があること(専業主婦も可) ・指定の保証会社の保証が受けられること ・日本国内に居住していること

各社が公表している申込条件で見ておくべき項目の1つが年齢です。

融資対象になる年齢の範囲外であれば、申し込みをしても否決されてしまいます。

その他の項目については、表現が違うだけであったり、申込条件としては記載していなくても同じルールだったりすることが多いです。

例えば、資金使途については、申込条件の中に明記していなくても、事業性資金としての利用はできないというカードローンがほとんどです。

細かな違いはありますが、まずは年齢、収入に問題がないかをチェックしておきましょう。

信用情報に傷があると借りられない

カードローンは審査の過程で信用情報が必ずチェックされます。

そこに延滞、債務整理、強制解約などの情報が載っていると審査に通過することはできないでしょう。

先ほどもふれましたが、信用情報は一定期間が経過すると徐々に登録内容が削除されていきます。

そのため、延滞などの利用者にとって不都合な事実も、時間が経てば信用情報での確認はできなくなるのです。

ただし、そのような内容が信用情報から消えるまでは5年〜10年かかります。

一度、審査で不利になるような内容が登録されてしまうと、しばらくは新しくローンを組むのが難しくなるので、十分に注意しましょう。

自身の信用情報に関しては開示手続きが可能なので、不安がある方はカードローンなどの申し込み前にチェックしてみてください。

カードローンでお金を借りるには必要書類もある

カードローンの契約にあたってはいくつか書類も必要です。

申し込みはネットからもできるため申込書はなくて大丈夫ですが、本人確認書類については必須となっています。

また、借入希望金額が50万円を超える場合には収入証明書が必要になることも多いです。

貸金業法が適用される消費者金融などでは50万円を超える契約での収入証明書の確認が法律で義務付けられています。

一方、銀行法が適用される銀行カードローンでも同額の50万円を収入証明書の提出ラインとしていることが多いです。

カードローンの契約で必要な書類

本人確認書類(必須書類) 収入証明書(場合によって必須)
・運転免許証 ・パスポート ・マイナンバーカード ・健康保険証 など ・源泉徴収票 ・確定申告書 ・給与明細書 など

本人確認書類が顔写真のない健康保険証の場合、記載の住所が現住所ではない場合には、別途、書類の提出が必要になります。

現住所が記載された発行から6ヶ月以内の住民票、公共料金の領収書なども準備してください。

初めてのカードローンはどこがおすすめ?

最後に初めてのカードローン契約におすすめの借入先を紹介していきます。

お金を借りられるというサービス自体は一緒でも、カードローンごとにメリットは異なります。

自身のニーズにぴったりの1枚を見つけていきましょう。

少しだけ借りたいなら無利息期間があるカードローン

「あと1万円だけ足りない」、「次の給料日までしのぎたい」という場合には無利息期間があるカードローンがおすすめです。

無利息期間は、主に初めてカードローンを利用する方が対象のサービスで、一定期間内は一切利息が発生しません。

無利息期間内に完済すれば利息0円ですし、無利息期間が過ぎてもその間の利息分だけ得ができます。

無利息期間がある主なカードローン

カードローン 無利息期間・適用条件
アイフル 【契約の翌日から30日間】 ・アイフルと初めての契約であること ・無担保キャッシングローン(通常のカードローン)の契約であること
アコム 【契約の翌日から30日間】 ・アコムと初めての契約であること ・契約時に返済期日「35日ごと」を選択すること ・無担保カードローンの契約であること
プロミス 【初回借入の翌日から30日間】 ・プロミスと初めての契約であること ・契約時にメールアドレスの登録をすること ・契約時にWeb明細サービス(無料)に登録すること
レイクALSA ①、②のうち、どちらかを選択可能 【①契約の翌日から180日間、借入金額のうち5万円まで】 ・レイクALSAと初めての契約であること ・契約額が1万円〜200万円であること 【②契約の翌日から30日間、借入金額の全額】 ・レイクALSAと初めての契約であること
ノーローン 初回借入の翌日から7日間】 ・ノーローン と初めての契約であること 【完済した翌月の初回利用から7日間】 ・借入残高を完済した翌月の初回借入であること

カードローン選びには金利の低さも大切ですが、少額での利用は短期で完済しやすいということもあり、無利息期間がある会社を選ぶのがおすすめです。

基本的には初回契約というのが条件の1つですが、ノーローンのように繰り返し無利息期間を利用できるサービスもあります。

また、プロミスではポイントサービスを活用すれば、初回契約後にも無利息期間の利用が可能です。

審査が不安なら消費者金融で事前診断

初めてのカードローン申し込みだと、審査に通るのか不安という人も多いのではないでしょうか?

そんなときは消費者金融の事前診断サービスの利用がおすすめです。

大手消費者金融では正式な申し込みの前に審査通過の見込みがあるのかを診断してくれるサービスがあります。

少ない項目から数秒で診断結果を出してくれるので、初めての申し込みをする前に診断サービスをしておくと良いでしょう。

事前診断ができる消費者金融カードローン

消費者金融 入力項目
アイフル ・年齢 ・雇用形態 ・年収 ・他社借入金額
アコム ・年齢 ・年収 ・他社借入状況
プロミス ・生年月日 ・年収 ・他社借入金額
SMBCモビット ・生年月日 ・年収 ・他社借入金額
レイクALSA ・生年月日 ・年収 ・他社借入件数 ・他社借入金額

※ 診断結果は簡易的なものです。そのため、実際の審査結果とは異なるケースもあります。

絶対にばれたくないならWEB完結申し込み

家族と一緒に暮らしているという方は、カードローンが家族にバレてしまう可能性も0ではありません。

カードローンの契約では、自宅へと様々な書類が届くこともあります。

郵送書類は中身を見られない限りは大丈夫ですが、それでも家族と住んでいる家に書類が届くのは不安ですよね。

その場合には、WEB完結に対応しているカードローンを選んでください。

カードローン会社によって内容は異なりますが、SMBCモビットのWEB完結なら自宅への郵送物、職場への電話連絡が一切ありません。

【SMBCモビットのWEB完結を利用するための条件】
・三井住友銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行のいずれかに口座を持っている
・社会保険証、もしくは組合保険証を持っている

これら2つの条件を両方クリアしていればSMBCモビットのWEB完結が利用できます。

他社のWEB完結の場合、郵送物はなくせても勤め先の確認の電話はあるということが多いです。

カードローン会社によってWEB完結の意味が少し違う場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

低金利が良いなら銀行カードローン

まとまった金額を借りたい方は金利が低い銀行のカードローンを選びましょう。

中には消費者金融の平均的な金利である年18.0%と同水準の銀行も存在しますが、次のような銀行だと利息の負担を抑えやすいです。

低金利な銀行カードローン

銀行カードローン 金利 最大限度額
みずほ銀行カードローン 年2.0%〜年14.0% 800万円
三井住友銀行カードローン 年4.0%〜年14.5% 800万円
三菱UFJ銀行カードローン 「バンクイック」 年1.8%〜年14.6% 500万円
楽天銀行スーパーローン 年1.9%〜年14.5% 800万円
イオン銀行カードローン 年3.8%〜年13.8% 800万円

銀行カードローンは限度額に応じて、適用金利が変化します。

限度額が高額になれば、適用される金利は下がる傾向にあるのですが、初回契約では高額融資が難しいため、適用金利ももっとも高い数値になるケースが多いでしょう。

ただ、銀行カードローンの場合には、金利の上限自体が消費者金融よりも低めなので、初回契約でも十分に低金利なのです。

まとまった金額を借りたい方ももちろんですが、少額での借り入れにも銀行カードローンはおすすめだと言えます。

【まとめ】カードローンは初めての借り入れに最適!ルールを守って安全に利用しよう

カードローンは少ない書類、簡単な手続きで契約ができるため、初めてお金を借りるという人にとっても申し込みのハードルは低いでしょう。

また、お金を貸す側には様々な法律が適用されるため、法律に違反するような高すぎる利息、利用者に配慮しない取り立てが行われることもありません。

ただ、お金を借りる以上、利用者も契約内容を守り、遅れずに返済をしていくことが重要です。

返済に遅れると、遅延損害金が発生したり、信用情報に傷が付いたりするため注意してください。

今回紹介したカードローンの基礎知識を押さえて、安全に、便利にお金を借りましょう。