最終更新日:2019年11月07日

親からお金を借りる言い訳は?贈与税は?

親からお金を借りるときの心構え

一番お金を借りやすい存在と言えば、一番に思いつくのは、やはり家族ではないでしょうか。
特に両親からすれば、大事な子供がお金で困っているなら助けてあげたいと強く思うかもしれません。

しかし、親しき中にも礼儀ありと言うように、いくら身内といえどもお金を借りる際には、最低限の礼儀を忘れてはいけません。

決して両親を失望させたり、悲しませたりすることがないように、お金を借りるときには細心の注意を払うことを忘れないでください。

頼み方によっては、人間関係が破綻するリスクもある

あなたがもし、誰かにお金を貸してほしいと言われたらどうしますか?

普段から遅刻や忘れ物が多かったり、散財癖のある人からの頼みはいい印象を受けませんね。
また、直接会って話すのではなく、メールなど気軽な雰囲気で頼まれるのも、気持ちの良いものではありません。

できるだけ誠実に、どうしても貸してもらわなくてはいけない理由があるんだと、相手に伝わるような頼み方をしましょう。

人によっては、お金の相談をされただけで今後の付き合いを考えるということもあります。
人にお金を借りることはそれだけ大変なことだと自覚しましょう。

親にお金を借りたい人が使う理由―中学生から大人まで

お金が必要になる理由は人それぞれです。
そうした理由は、なるべく嘘をつかず、正直に話すことが大切です。

「この理由は少し切り出しにくい」と感じたとき、嘘だけで強引に乗り切ろうとすると、バレたときに大変なことになります。
信用を失ってしまい、困っていても助けてくれなくなる恐れがあります。

それを避けるには、嘘をつかず、そのままの理由を伝えてみましょう。
それが、お金をスムーズに借りるためのコツです。

中学・高校生:「学校生活のため」

学校生活に関係した出費は、中高生ならよくあるものです。
とはいえ、アルバイト禁止だったりすると、お金を用意することができず、親に頼るしかないことがあります。

そんなときは、自分の成長について語り、プラスの印象を与えるようにしましょう。

例えば、参考書が欲しいときは、「もっと勉強をがんばる」「試験に合格する」といったポジティブな考えを話してみてください。
そうした前向きな頼み方を意識していれば、説得がしやすくなります。

大学生:「免許取得」・「就職活動」

大学生の場合、就職活動運転免許の取得など、これから社会へ出て行くための準備でお金が必要になってきます。
そんなときも、親からの援助があると助かるものです。

そのためには、親を安心させるような頼み方をしていきましょう。

ただ借りるのではなく、「遊ぶための分は自分で稼ぐから」「就職できたらお礼するから」といった一言を添えることが大切です。
そのような方法であれば、不安を感じさせることはありません。

納得してもらいやすいので、ぜひ試してみてください。

社会人:「マイホーム」・「車」

社会人がお金を借りる理由として多いのは、家や車といった高い買い物をするときです。
まとまったお金を用意するときは、自力では少し苦しく感じてしまい、親の助けを借りたくなったりするものです。

この場合も、ただ借りたいことを伝えるより、印象がよくなる頼み方を考えるべきです。
例えば、しっかりした返済計画を立てて説明すれば、「貸してもきちんと返ってくる」という安心感を与えることができるため、説得しやすくなります。

拒否されないためには、事前に準備を整えておきましょう。

主婦:「生活費」・「子育て」

生活するためのお金や子育てのお金は、とても重要なものです。
多少頼みにくさを感じていても、親から借りることを検討しなければならない場合があります。

このときも、親の信頼を得ることが大切です。

購入したい商品の金額をごまかしたりせず、正直に話してみてください。
本当に大切なお金なら、誠実に頼むことで、すんなりと貸してくれます。

どうしてもパートナーの両親に相談できないときは、カードローンの利用を検討してみてください。

親にお金を借りる時の頼み方の基本

親からお金を借りるときには、この子にお金を貸してあげてもよいかなと思わせることが大切です。
自分勝手な一方的な頼みか方だと、断られる可能性もあります。

決して焦らず、落ち着いて一から説明してください。
少しでも疑問に思うところがあれば信用してもらえないので、ここは慎重に行きましょう。

大事なポイントは、ウソはつかないこと、借用書を書くこと、利息を払うことです。
いかに相手に信用してもらえるかが大切ですので、詳しく見ていきましょう。

①ウソをつかない

まずは、ウソをつかないということです。

まずは、どうしてお金が必要になったのかということを、包み隠さずに話してください。
趣味やギャンブルでのお金の使い過ぎかもしれませんし、事故などトラブルを起こしてしまったのかもしれません。
原因は様々だと思いますが、正直に話しましょう。

ウソをつけば、必ず後からつじつまが合わなくなります。
ましてや、自らの両親をだますのは至難の業です。

お互いが、すべて納得したうえでのお金の貸し借りの方が良いですね。

特に、人を巻き込むようなウソは絶対にNG

本当にあなたが生活に困窮しているからお金を借りたいというときに、絶対にしてはいけない言い訳があります。

それは、第三者を巻き込むようなウソです。
ウソはお金を借りる側にとって、一番やってはいけないことです。

大手金融機関でも、虚偽の報告は信頼を失い、融資が受けられないということが多々あります。
個人同士のお金の貸し借りであればなおさらです。

「家族が病気になったから」「友人が事故にあってお見舞いに行かないと」「上司が入院して」
こんなウソは絶対に何らかの形で発覚します。
ウソはやめましょう。

②借用書を書く

2つ目は、借用書を書くということです。

お金を貸すうえでの心配事と言えば、やはり借りたお金がきちんと戻ってくるかどうかではないでしょうか。
借用書を作成することでお金の貸し借りがあったことを証明できますし、後々のトラブルにもなりにくいです。

最近では、インターネットからダウンロードすることも可能ですし、市販のものを買ってくるのでも良いです。

事前に返済期日を書き込み、借りる金額の欄を空白にして、借主であるあなたの住所や氏名、印鑑を押して作っておきましょう。

借用書なんていらないと言われるかもしれませんが、ここは両親に甘えずにきっちりとしておきましょう。

③返済計画を立てる

3つ目は、返済計画を立てるということです。

借用書にも返済期限を記すと思いますが、書いただけでは意味がありません。
実際に、その日までにお金を返さなければいけませんよね。

大金を借りるなら、返済期限も長めに設定しておくなどの計画を立てましょう。
早く返すと、約束するよりも計画性があり、実現可能な約束をする方が相手にも安心感を与えられます。

また、一度立てた返済計画に沿ってきちんと返すことで、返済の実績をつけていくことも大切です。

いつ返済できるのか

相手があなたにお金を貸すにあたって必ず聞かれるのが、「いつ返してくれるの?」ということです。
お金を借りるということは、必ずあなたはお金をその人に返さなければなりません。
親しい関係であろうとも、いつ返してくれるのか、その見通しを立てる必要があります。

これができなければ、一気にあなたの信頼は失われていくことになります。
ずっと相手と付き合っていきたいのであれば、信頼を失う前に、返済計画を立てることが大切です。

どのように返済するのか

次にあなたにお金を貸した人が気にするのが、「どうやって返してくれるのか?」ということです。
これについては様々な方法があるでしょう。

例えば、相手の口座に振込をするという方法があります。
また、毎月会いに行けるような関係であれば、月に一度決まった額を相手に直接渡していくこともできます。

給料日を相手に伝えて、その付近で必ずこれだけ返すということを伝えましょう。

くれぐれも、大きな収入があれば返すなどといったことは言ってはいけません。
計画的に返すことが大切です。

④利息を払う

4つ目は、利息を払うということです。

贈与税対策ということもありますが、社会的な責任を果たすためにも、親からお金を借りた場合でも銀行などから借りた場合と同じく、利息を払いましょう。

民法で定める金利、年5.0%を基準とするとよいかと思います。

また、お金の入出金が明確になるように、銀行口座を利用して返済していくのが望ましいです。

両親から借りるお金にも利息を払うなんてと思われるかもしれませんが、ここでも礼儀として払っておいて損はないと思います。

誠実に頼むことが大切

ここまで、両親にお金を借りる際のポイントを説明しましたが、ウソはつかない、ここに至るまでの経緯を説明する、文書に記す、目標達成までの計画を立てる、借りたものに対して上乗せで返すなどといったことは、お金を借りるときだけではなくて、日常生活においても大事なことですよね。

消費者金融や銀行などの業者からお金を借りる場合と両親からお金を借りる場合と、ひいては日常生活において大切なことは、誠実であるということですね。

親からお金を借りるときに便利な言い訳集

親にお金を借りる時に説明する便利な言い訳には、親心を引き出しつつ余計な心配を掛けないために、自分のうっかりや失敗によりお金が足りないという言い訳が効果的です。

例えば、給料日までの残り日数乗り切るための生活費が足りないといった理由や、家賃光熱費が払えずに助けて欲しいといった事情を話せば、仕方ないと貸してくれるはずです。

給料日までのお金が足りない

社会人になりたての場合には、無計画に生活費を使ってしまい次の給料日まで生活費が足りないという例は珍しくありません。

固定給ではなく日給月給制を採用している職場では、月の日数が少ない2月の翌月である3月は他の月よりも給料が少なくて、4月の給料日まで生活費が足りなくなるわけです。

計画的にお金を使うことと、貯蓄をしっかり行うように親に怒られる可能性は高いものの、親心から生活を心配してすぐにお金を用意してくれる可能性が高いです。

携帯代・家賃・光熱費が払えない

生活費が足りないという言い訳で親に納得してもらえないならば、具体的な理由として家賃・光熱費・携帯代金が払えない等、理由を明確にして頼むことが出来ます。

しかし、具体的な理由を明示した場合には、借りられる金額はあくまでも理由を示した金額の範囲内に限定される点に注意が必要です。

家賃ならば1ヶ月分が目安となり、光熱費は一人暮らしで何万円も掛かることはありません。
携帯代金については、具体的な使い方のチェックをされてしまう可能性があります。

友達から旅行に誘われ、断れなかった

友人達から誘われた旅行を自分だけ断れなかったという理由ならば、多少は怒られたとしても納得してお金を借りられる可能性が高いです。

海外旅行が身近になった現代では、仲の良い友人達から誘われたら関係が壊れないようについ付き合ってしまうことは、親の世代であっても経験があります。

しかし、具体的にどこに行っていくら掛かったのかという内訳の確認はされるので、事前にしっかり辻褄が合うように準備しておかなければなりません。

借金の返済に追われている

最初は気軽なつもりであっても、いつの間にか複数の金融業者からの借入をして返済に追われている状況ならば、現状を全て親に伝えて現状把握をしてもらう必要があります。

借金癖がある状態では、自ら計画的な返済を行うことは困難な状況となっているので、親の目線からしっかり返済状況を管理して貰う必要があるからです。

一時的に親に借金を肩代わりしてもらって、金銭管理まで行うことで、信用情報に傷をつけずに借金を完済させてしまう必要があります。

ローンの支払いを滞納している

ローンの支払いを滞納している状態は、すぐに対処しなければ金融事故を起こしたことになりかねません。

親に督促状や契約内容をしっかり見せた上で相談すれば、現状の把握と同様にこれからどうしたら良いのかという相談も行えます。

滞納段階ならばすぐに対処することで重大な金融事故にまでは繋がらずに済みますが、既に延滞状態に陥っている場合には、債務整理も視野に入れなければならないわけです。

既に切羽詰っている状態を素直に伝えることで、親ならば一緒に対応方法を社会人経験を活かして考えてくれます。

税金・保険の支払いで、家計が圧迫されている

ある程度の社会人経験があれば、税金保険の支払額が収入アップに伴い増えて行きます。

中には親族からの贈与を受けて贈与税の支払いに苦労したり、固定資産税や自動車税に苦しむといった状況も珍しくありません。

社会生活を営む上で家計の見直しを含めた相談が必要となることから、親のアドバイスを受けてみることが望ましいです。

保険については、ライフスタイルに合わせて必要な金額を掛け金として納めれば良いので、家計の見直しポイントとして重要です。

交通違反の反則金を支払わなければならない

交通違反を起こした時に納める違反金反則金は、元々自分で起こしてしまったことであっても、自動車運転免許を持つ親ならば理解を示してくれる可能性があります。

交通違反の違反金は、支払わなければ裁判所からの呼び出しに発展する可能性があることを親世代ならば知っているので、とりあえずこのお金で払って来なさいとすぐにお金を借りられる可能性が高まります。

安全運転を心掛けるように注意されますが、実は親も過去に同じ違反を行って苦い思いをしていることが少なくありません。

冠婚葬祭等、予定外の出費が続いて困っている

予定外の出費として代表的な冠婚葬祭に伴う祝儀不祝儀は、特定の時期に集中してしまうことは珍しくありません。

結婚適齢期にあたる時期となれば、交友関係が広いほど結婚式に呼ばれてしまう機会が増えることを親も過去に経験しているはずです。

不祝儀については更に突発的ですから、出費を避けられないものとして親からも認識されているので借りやすいです。

引越し費用を工面できない

賃貸物件に住んでいる場合、引越し費用が思ったよりも掛かってしまいお金が足りなくなることは珍しくありません。

前回いくらだったから今回も同じくらいと考えていると、敷金・礼金・前家賃といった費用に加えて、春先の繁忙期には引っ越し業者の費用が割増料金となって予算オーバーとなりやすいです。

また、新たに家電を買い換えなければならない状況に陥ると、残念ながら引越し費用が足りないという状況はすぐにでも生まれてしまいます。

引っ越しを実際に予定している場合に限定して、言い訳として使えます。

贈与とみなされないための注意—贈与には贈与税がかかる

親からお金を借りる際に気を付けなければならないのは、お金を借りたら必ず利息を支払うことです。

お金を借りても利息を支払わないと、親からお金を借りたのではなく贈与されたのだと税務署が判断してしまうからです。
これでは贈与税がかかってしまいます。

また、返済能力がないのに親から借りるのも、贈与があったとみなされることになりますので注意してください。

ただし、お金を借りる額が1月1日から12月31日までの1年間110万円を超えなければ、贈与税の対象とはなりません。

贈与税がかからないボーダーラインは110万円

借りても贈与税をとられるとはいえ、少額であれば、あまり心配することはありません。

注意したいのは、大金を借りる場合です。
贈与税は、1年の間にもらった金額の合計が、110万円をオーバーしたときに支払うものです。

そのため、100万円以上借りる必要がある人は、どれくらいになるかきちんと計算してみてください。
110万円より多くなる場合は、対策をしておくべきです。

ちなみに、親や祖父母といった直系尊属からもらうお金は、特例贈与財産と呼ばれています。
他の親族や他人からもらった場合は、一般贈与財産です。

贈与税はいくらかかるのか?

特例贈与財産の税率は、もらった金額によって変わるので、ネットなどで調べてみてください。
金額ごとの税率と控除額をまとめたものがあれば、簡単に計算することができます。

ここでは、400万円をもらったときの計算をしてみましょう。

式は、
「(もらった額 - 基礎控除110万円) × 税率 - 控除額 = 贈与税額」
となります。

まず、400万円から基礎控除の110万円を引きます。
次に、残った290万円に、400万円借りたときの税率である15%をかけます。
さらに、400万円借りたときの控除額である10万円を引いてください。

すると、贈与税は33.5万円であることがわかります。

住宅資金や教育費は課税対象外―贈与扱いされない場合を確認

もらった額が110万円を超えたとしても、例外として贈与税をとられないケースがあるので、事前にチェックしておくことをお勧めします。

生活費住宅資金といった重要なお金の場合、贈与税はかかりません。
他にも、教育資金や奨学金、結婚と子育て、宗教や慈善活動が目的である場合は、税金をとられないことになっています。

そうした対象外のパターンは意外と多くあるので、使い道をよく考え、当てはまるものがないか調べてみてください。

住宅取得等資金

住宅取得資金のためのお金なら、かなりの額まで無税になっているので、しっかり確認しておきましょう。

普通の戸建やマンションなら700万円、省エネ住宅なら1,200万円までの贈与が無税となっています。
つまり、お金を借りる目的が住宅の購入であれば、贈与になることを心配する必要はないわけです。

ただし、ローンの返済は無税にならないので、注意してください。
無税になるのは、あくまでも購入するためのお金です。

そこを勘違いしていると失敗することになるので、正しく覚えておきましょう。

結婚式の費用

結婚のための費用も、きちんとした式を挙げたい場合は、大きな金額になってしまうものです。
それを親から借りるのであれば、贈与税はとられません。

ただし、以下のような条件があるので、借りることを考えているなら、しっかり押さえておきましょう。

・無税になるのは300万円まで
・受け取る人の年齢が20歳以上50歳未満

かつては1,000万円まで無税でしたが、2019年4月からは300万円に変更されたので、間違えないようにしてください。

限度額が下がったとはいえ、300万円でもかなり負担の軽減ができるので、チェックしておいて損はありません。

生活費(仕送り)・教育費

このパターンにも条件があるので、仕送りなどを検討しているなら、覚えておくようにしましょう。

・無税になるのは500万円まで
・受け取る側の年齢が30歳未満

生活費や教育費も、2019年3月までは1,500万円でしたが、4月から500万円に変わりました。

「前に調べたことがあるから大丈夫」といった油断は失敗につながるので、こうした変更点は見逃さないようにしてください。

どこまでが無税になるか正しく理解していれば、上手な借り方ができるようになります。

110万円以上の車を買ってもらうと、贈与税がかかる

お金を借りるときの税金が気になるときは、無税にならないパターンについても知っておくようにしましょう。

車を買うために借りたお金が110万円以上になった場合、特例贈与財産となり、税金を取られてしまう可能性があります。

ただし、通勤や通学に車が必須であれば、無税になる場合もあります。
すでに説明したように、生活のために必要なお金は対象外になるからです。

生活のためであることを認めてもらうためにも、必要以上に高級な車は避けておきましょう。

贈与税を避けて、親からお金をもらう方法

贈与税がかからないパターンをいろいろと紹介してきましたが、税金の心配をしたくない場合は、少額だけ借りる方法もお勧めです。

贈与税の対象となるのは110万円以上なので、それより少ない額であれば問題ありません。
それなら、「借りただけなのに贈与税が」といったストレスを感じることもなくなるのです。

110万円以上のお金がすぐに必要なものでなければ、何年かに分けて借りるようにしてください。
1年の金額が大きくならなければ、無税で受け取ることができます。

贈与税を払わないと、ペナルティがある

お金を借りるときは、特例贈与財産とみなされる可能性から目を背け、税金の支払いを無視してしまうことがあります。

しかし、それはNGな借り方です。
贈与税の対象となるパターンでも払わなかった場合、ペナルティとして無申告加算税をとられることになります。

損をしないようにお金を受け取るなら、そうしたデメリットがあることを、しっかり頭に入れておいてください。
きちんと申告しておけばペナルティは避けられるので、贈与税の対象になったときは、素直に払うようにしましょう。

親戚から借りると、贈与税の税率が高くなる

先述したように、直系尊属以外の親族からもらったお金は、一般贈与財産ということになります。これは、特例贈与財産よりも高い税金をとられてしまうので、110万円以上のお金を借りるときは注意してください。

親に借りるか親戚に借りるか決めかねているときは、そうしたデメリットを考慮し、なるべく親を頼るべきです。

もし親に借りられない事情があるときは、確実に贈与でないことを証明するために、借用書を作っておきましょう。
それなら、親戚から借りても税金を高い払う必要はありません。

借用書の書き方

実際に借用書を書くとなった場合、何を書けばよいのかなど具体的な書き方は知らないという人も多いのではないでしょうか。
この機会に覚えておくと良いと思います。

本来であれば、借用書はお金を貸す側が作成するものですが、お金を借りる側が作っても問題はありません。
重要なポイントをいくつか押さえておけば、立派な借用書が作成できます。

借用書があるのとないのでは信頼度が大きく違ってくるので、なるべく用意したいところですね。

借用書の必要項目

借用書に必要なものは、全部で8つです。
「借用書」のタイトル、借用書を作成した日、借りる金額、返済期日、返済方法、金額を含めてお金を借りたこと、および受領した旨、お金を貸す人の住所と氏名、お金を借りる人の住所と氏名です。
これさえ押さえておけばOKです。

氏名の後に印鑑を押すのも忘れないようにしてください。
印鑑はシャチハタ以外であれば認印でも構いませんので、わざわざ印鑑登録した実印を持ってくる必要もありません。

借用書作成日には、実際に借りた日にちを入れる

借用書を作成する際に重要なのが、借用書を作成した日にちです。
作成時には空白にしておいて、実際にお金を借りた日にちを入れてください。
あらかじめ借用書を作っておく場合には注意してください。

これで、第三者からも誰が誰にいくらのお金を借りたのかが明確になって、後から万が一双方の意見の食い違いが起こった場合でも安心です。

お金を借りた側は不当な返済額を迫られることもありませんし、貸した側はきっちりと返済額を返してもらえます。

金額は漢数字で、間隔を詰めて書く

借用書を作成する際のきまりとして、金額はすべて漢数字で書くというものがあります。
1なら壱、2は弐、3は参といった具合です。

また、金額は必ず「金〇〇〇〇円也」という具合に、「金」「也」で囲んでください。
これは、あとから書き加えて金額が変更できないようにするためです。

ご祝儀袋などでもこの書き方なので目にしたことがある人は多いかもしれませんね。
普段書きなれない漢字ですので、あらかじめ調べておくことをおすすめします。

返済方法・返済日を明確に決めておく

より信頼を得るためにも、返済方法返済日は明確に決めておきましょう。

次に入る予定の給料で返済するなら、返済日は給料日にしておきましょう。
これはなるべく早い方が良いです。
違うことにお金を使ってしまう心配もありませんし、借りた相手を待たせるなんてことがあってはいけません。

返済方法については、現金を手渡しで返済するのか、それとも相手の銀行口座に振り込むのかを決めておきましょう。
相手の口座に振込で返済する場合は、銀行名口座番号を記載しておくとバッチリです。

収入印紙を貼る

たとえ友人間でのお金の貸し借りの場合でも、収入印紙を貼っておくと、さらに信頼を得ることができます。

収入印紙は、特定の書類に課せられる「印紙税」をおさめるために使われ、切手に似ているものです。
収入印紙は郵便局、コンビニ、金券ショップなどで買うことができますが、在庫がなかったりする場合もありますので郵便局で買うのが確実です。

1万円未満のお金を借りるなら印紙は不要ですが、1万円以上10万円以下なら200円、10万円超50万円以下なら400円の収入印紙を貼りましょう。

印紙に割印を押しておくことも忘れないでください。

その他の重要なポイント

ひとつは、署名捺印を確実に行うことです。
これは、お金を貸す人と借りる人が誰なのか、間違いなくわかるようにするためです。
その点が曖昧に見えてしまう借用書では役に立たないので、必ずチェックしてください。

また、トラブルが起こったときの筆跡鑑定を可能にするため、署名は直筆で行いましょう。

もうひとつは、2通作ることです。
どちらか一方だけが借用書を持っている状態だと、トラブルが起こりやすくなります。
必ず双方の手元に残るよう、忘れずに2通作成しておきましょう。

友人にお金を借りる際の頼み方

両親のほかにお金を借りられそうな相手と言えば、友人でしょう。
しかし、自分が借りられる立場だったら、趣味のギャンブルや株、たばこなどでの浪費が理由であれば納得して貸すことは難しいですよね。

では、冠婚葬祭ならどうでしょう。
結婚式やお葬式など、急なまとまったお金が必要になることがあります。
金額も3万円程度と友人なら貸してもよいかなと思う額なので、信頼関係のある友人なら貸してくれるかもしれません。

しかし、くれぐれも誠実さを忘れないでください。

人間関係を壊さないでお金を借りるには

友人と言うのは両親よりも浅い関係のことがほとんどですから、お金の貸し借りには今まで以上に注意をはらわなくてはなりません。

あまりおすすめしませんが、もしも友人にお金を借りるのなら、どうしてお金が必要なのか、借りる相手がなぜ自分でなければいけないのかなど、相手が疑問に思うことは事細かに説明しましょう。

そして一番大事なのは、迷惑をかけてしまうことへの申し訳なさや、謝罪の気持ちを言葉にすることです。

一度壊れてしまった関係は元には戻りません。

必ず会って話す

相手に誠実であるということを示すためにも、お金の相談は必ず会って話しましょう。

気軽な悩みや相談ではないので、メールやLINEでの連絡はやめましょう。
相手の不信感や怒りを買ってしまう恐れがありますので、注意してください。

また、実際に会って話した方が、自分がどれだけ困っているのかが相手に伝わりやすいと思います。

素直にどうしてこうなってしまったのかなどを、ウソをつかずに話しましょう。
誠実さが伝われば、お金が借りられる可能性も高くなります。

返済日や返済計画等を決めてから話す

両親にお金を借りるときと同じく、お金を借りる前に必ず相手に返済日を示しましょう。

お金を貸してくれる友人も日々の生活がありますので、いつまでもお金を貸したままというのは厳しいかもしれません。
相手の不安感をぬぐうために、返済計画を立てて自分は計画性があり、きちんと返せる能力があることをアピールすることが必要です。

そして、なにがあってもその返済日を守りましょう。
一度でも遅れてしまうと、自分の周りからどんどんと人がいなくなってゆくかもしれません。

絶対に相手の好意に甘えてはいけない

友人がお金を貸す際に、返済はいつでもいいよと言ってくるかもしれませんが、その言葉に決して甘えてはいけません。

相手は社交辞令のつもりで言っているだけかもしれませんし、いつでもと言ったけれどいつまでもお金がかえってこないのでは、信用を失います。
友人のやさしさに甘えると、ついつい自分にも甘くなってしまってだらだらと過ごしてしまいがちです。

きっちりと返済日を設けることによって、自分の中でも責任感や区切りができて、メリハリのある行動を心掛けるようにあります。

友人にお金を借りる時のマナー

何度も言っていますが、親しき中にも礼儀ありなので、相手が両親であっても、友人で会ってもお金を借りるときの最低限のマナーは守りましょう。

友達同士の約束ならかしこまらなくても大丈夫と考えるかもしれませんが、口約束だけでは不十分です。
相手が他人だからこそ、後々のトラブルになった場合に、信頼関係などありとあらゆるものを失うことになるでしょう。

守っておきたいマナーはいくつかありますので、ひとつずつみていきましょう。

お金の使い道を明確にする

民間の金融機関からお金を借りるのと同じように、友達からお金を借りる場合でも借りる理由を明確にすることが大切です。

どうしてそこまでお金が必要なのか、両親などではなくなぜ友人の自分に頼んでいるのかなどを詳しく話しましょう。
本当の理由を話してしまうと、お金を貸してくれないのではないかと不安に思うかもしれませんが、お金を貸して欲しいと言われた友達はアナタ以上に不安を感じているのです。

この時にくれぐれもウソはつかないでおきましょう。

友人から借りるときの上限金額はいくらか?

銀行や消費者金融からお金を借りるときは上限金額が定められていますが、友人に借りる場合は、特に決まりはありません。
つまり相手がいいよと言ってくれる額までいくらでも借りられると言うことになりますが、実際には1万円前後にしておくとよいでしょう。

相手にも生活がありますし、まとまったお金はすぐに準備できない場合もあります。
多くても5万円以下がマナーです。

貸してくれるお金は、友人が働いたお金だということを再認識しましょう。

金利はどの位が妥当?感謝の気持ちを伝える努力をする

金融機関からお金を借りた場合、必ず支払うのが利息です。
友人間でのお金の貸し借りの場合、おそらく友達は利息はいらないと言ってくることでしょう。

しかし、またしてもその優しさに甘えることのないように注意してください。
たとえ利息を払わないということで合意しても、お金を貸してくれたことに対する感謝を決して忘れないで下さい。

心の底から感謝の気持ちをことばにするのと、お金を返す際に心ばかり品を添えることをおすすめします。

借用書を書く

借用書を差し入れすることも、自分の誠意を伝えるための手段として有効です。

たかが1万円借りるのに、借用書を差し入れするのはちょっとオーバーではないかと思うかもしれませんが、単なる口約束をかわすのではなくしっかりと書面に残すことで、お金を借りたという事実と返済期日などが第三者からもわかるようにすることで、相手の安心感が増すことでしょう。

返済期日は厳守

決めた返済日に遅れることなく必ず返しましょう。
返済日よりも前にお金の都合がついた場合は、少しずつでも返していくことが好ましいです。

相手は貸したお金が全額返ってくるかどうかということが一番不安なはずですから、ちゃんと全額返しますよという意思表示にもなります。

返済日を過ぎても返せない場合、本当は友達の方から催促したいが、お金の話は言い出しにくいという場合があるので、相手が何も言ってこないから少しぐらい遅れても大丈夫という油断は禁物です。

同じ友達から何度も借りない

いくら借用書を差し入れ、返済期日をきちんと守って借りたお金を返したとしても、そう何度もお金を貸して欲しいと言われてしまうとさすがの友達も困ってしまいますよね。

何度もお金を貸してほしいと頼まれると、相手は自分はいいように使われているのではないか、下に見られているのではないか、と不信感を募らせます。

また、同じ友人から借りるとその友人の生活も危うくなってしまいます。
共倒れにならないように相手への配慮が必要です。

お礼をしっかりする

お金は、どんなに少額を借りたとしてもお礼はしっかりしましょう。
友人間でのお金の貸し借りは金利を支払わなくてもよいという場合も多いかと思いますので、その代わりになるような額の品物を添えると良いです。

たった1万円だったとしても、あの時は助けてくれてありがとうと言う気持ちを忘れずに持っておきましょう。

友人にお金を貸すということは、お金だけの問題ではなくあなたへの信用なども含まれているということを忘れないでください。

友人からの借金 NGな理由

友達からお金を借りるときに聞かれるのは、その理由だと思います。
何に使われるかわからないお金を他人に貸す人はいませんよね。

特にNGな理由は、友達に貸したお金が返ってこない、借金返済のお金が間に合わない、財布を盗まれてしまった、車をぶつけてしまったが修理代がないなどです。

これらの理由が本当だったとしても、すべて本人の計画性のなさが原因だと考えられます。
お金にルーズな人なんだなと言うことがびしびし伝わってきます。

①友人に貸したお金が返ってこない

自分も友達にお金を貸していて、そのお金が返ってこないからお金を貸してほしいというのはおかしな話です。

友人にお金を貸したところまでは、いい人なんだなと思うかもしれませんが、別の友人間でのトラブルをこちらにまで持ち込まれてはさらにややこしくなってしまいます。

貸したお金が返ってこないのなら、お金を貸した友人に返済を催促すべきです。
お金の貸し借りによってこじれる友人関係とは、こういう行為が原因といえるでしょう。

②借金の返済が間に合わない

借金の返済が間に合わないという理由は、お金を貸すのを躊躇う一番の理由ではないかと思われます。

借金を返せないということは、その友人が借金をしなければいけない生活をしていること、借金返済の計画性がないことなど、信用できない要素がたっぷり詰まっています。

借金返済のために借金をするようになれば、利子が膨れ上がる一方で返済額は一向に減りません。

お金を貸しても借金返済に消えてしまうようでは、本当に返してくれるのか心配になるのが当然で、お金を貸してくれる人はあまりいないでしょう。

③財布を盗まれた

財布を盗まれてしまったというのは嘘っぽいですね。
一時的に財布をどこかへ置き忘れてしまったということなら仕方ないかもしれませんが、会社のロッカーに財布を入れていたらなくなったとか、電車内でスリにあってしまったというのはどうも信ぴょう性に欠けます。

本当なら警察に被害届を出しているはずなんじゃないのと疑われても仕方ありません。
人にお金を借りるためなら平気でうそをつくような人間なんだと思われてしまいますよ。

④車の修理代がない

車をぶつけてしまったが修理代がないというのも嘘っぽいですね。
車の修理代なら高くつくことも考えられますし、額に見合っていないんじゃないかと疑われる可能性があります。

可能であれば、実物を見せてもらうのが本当かウソかをみわけるのに手っ取り早い方法ですね。

もしも本当だったとしても、車をぶつけたということは運転中の不注意が原因のことが多いのでとあまり印象が良くない理由ですね。
友人ではなくて親に頼めばよいのではと思われる事案です。

友人からの借金 正当な理由

ここまで、友人にお金を借りる際のNGな理由を見てきました。
やはり、人間としてのルーズさが見えるということがNGの理由だと思います。

ではどのような理由であれば、相手に不信感を抱かれることなくお金を借りられるのでしょうか。

代表的な理由としては、冠婚葬祭で急にお金が必要になった、財布を落としたorなくした、親が急病になったなどが挙げられます。

全体的には、本人の性格や生活に原因がないことやおめでたい事、身内の不幸などどうしようもなく起こってしまうことに対しては寛容なようです。

①冠婚葬祭でお金が急に必要になった

成人してある程度の年齢になれば、冠婚葬祭が増えます。
年齢によっては、結婚ラッシュや出産ラッシュなどのお祝い事が同じ時期に何件も重なることもありますし、不自然な理由ではないでしょう。

一度経験した人ならわかると思いますが、冠婚葬祭のイベントはけっこうな参加費用がいりますよね。
自分が貸したお金が自分も経験したことに使われるのなら安心するといった面もあると思います。
同年代や人生の先輩に借りやすくなる理由ではないでしょうか。

②財布をなくした、落とした

良く忘れ物をするという人は、頻繁に財布をなくしているのではないでしょうか。

財布の中には、現金だけでなく、キャッシュカード等も入っていることが多いですから、一瞬にしてこれらのものをなくしてしまうことになります。
銀行口座にいくらお金があろうとも、一瞬にして金欠になってしまうんですよね。

あらゆるものをなくしてしまったということにかなりショックを受けますし、ショックを受けながらもカード会社に連絡したり悪用されないようにやることはやっておかないといけません。
そんな姿を見た友人は、同情してお金を貸してくれるかもしれません。

③親の急病

両親が病気になってしまった場合は同情もしますし、緊急性も高いのでお金を借りやすい理由だと思います。
人間はいつ病気になるかわかりませんし、病気になる原因は本人が悪いわけでもありません。

両親が高齢になってくるとだれもがぶつかる問題ですし、治療費に加えて入院費や手術費用までかかる場合は一気に高額のお金が必要になります。

もしも自分がお金を貸す立場だったとしたら、自分のお金で人の命の役に立てるならと思って、少々の金額なら快く貸すことができるかもしれません。

実体験から学ぶ―友人にお金を貸して失敗した

やはり友人と言えども、他人とのお金の貸し借りにはトラブルがつきものです。
お金の貸し借りが原因で友情関係が壊れてしまったというケースも少なくありません。

お金の話はお互いに言い出しにくいこともあるでしょうし、うやむやになったまま双方の意見が食い違うということもあります。

信頼できる友達を失うのはつらいですよね。
実際に友達にお金を貸したが、失敗したという体験談をもとに、どうすればトラブルが回避できるのかを学んでいこうと思います。

「借金の詳細を事前にきちんと決めなかった」

インターネットの無料相談サイトには、お金の貸し借りによって起こったトラブルについての相談が多く見受けられます。

例えば、友人間で1万円を貸し借りしたが、利子については明確に話し合っていなかったため、貸した側は利子の支払いを求めているのに対して、借りた側は利子の支払いに応じないと言ったケースです。

はじめに利子について話し合っていなかった以上、どちらの言い分も正しく、また正しくないと言った状況になってしまいます。

「相手の職場に取立てに行きたい!」

母が友人に貸した350万円を職場まで取り立てに行きたいと言った内容の相談もあります。
友人の職場まで取り立てに行くという発想は少々こわいですが、350万円も貸したのにかえってこなければ、黙って待っているわけにもいきませんよね。

相手にとっては大した額ではないかもしれませんが、貸した側にとっては本来あったはずのお金ですからなんとしてでも取り返したいのが本音です。

自分でお金にルーズだと感じる場合は、友達からお金を借りるのは避けた方が良いでしょう。

「お金を借りておいて旅行!?」

人から多額の借金をしているにも拘らず、「お金がないから返せない」と言って友達と何度も海外旅行に行っているようだという書き込みもありました。
海外旅行を楽しむひまとお金があるなら、なぜ借金を返済しないのかということに疑問を持つのは当然です。

海外旅行に行った友人は、おそらく借金返済できるお金が入ったにも拘らずそれを海外旅行にあてたのでしょう。
これでは相手を怒らせて当然ですし、せっかくお金を貸してくれた友人を裏切ることになる最低な行為です。

まず人から借りる以外の選択肢はないか考えよう

ここまで、お金が足りない時には両親や友人から借りるということを考えて来ましたが、一度発想を変えて親や友人から借りる以外の選択肢はないかを考えてみましょう。

場合によっては、お金を借りずに何とか対処できる可能性もあります。

お金を借りずに済むなら借りないに越したことはありませんから、一度自分の現状を整理して、なにかほかの方法がないかをみてみましょう。

親や友人からお金を借りる以外の選択肢としては、以下のようなものが考えられます。

給料日まで待つ

まずは給料日まで待てないかを考えてみましょう。

返済日がせまっていたり、病気の治療費など急な冠婚葬祭でない限り、あまりお金がすぐにいるシチュエーションはない気がします。

もし自分のほしいもののためにお金が必要な場合は、冷静に考え直して給料日まで待っているのも一つの手です。
自分の欲を優先するよりも、今我慢した方が結局は安く済むのではないでしょうか。

借金をすると後々どうなるのかということに想像力を働かせましょう。

支払いに優先順位をつける

いろいろな人や会社からお金を借りている場合は、一度整理してみましょう。

支払いに優先順位をつけることで、お金を借りずによくなったり、借りなければならない金額を減らせたりする可能性もあるでしょう。

たとえば、カードローンやクレジットカードなどは信用情報にかかわってきますので、期日を守って返すべきものです。
一方で、大家さんなど話をつければ数日は待ってもらえるかもしれない、というものは後回しにしましょう。

基本的には、期日までに返すのが鉄則ですが、やむおえない場合は優先順位をつけましょう。

消費者金融からお金を借りる時の理由

これまでは、両親や友人からお金を借りるときの理由を考えてきました。
そのため少しふざけたものなどでも許してもらえそうではありましたが、消費者金融からお金を借りるときにふざけるわけにはいきません。

では、消費者金融からお金を借りるときには、どのような理由が良いのでしょうか。

理由によって審査が通りやすいものがあるはずですから、まともな理由を探してみましょう。
これを知っておくのと知らないのではずいぶん差がありますので、覚えておいてください。

冠婚葬祭

両親や友達からも借りやすい理由として挙がっていましたが、冠婚葬祭のためというのは消費者金融からお金を借りるときでも使えそうですね。

消費者金融では、相手がきちんと返済能力があるのかが審査の基準になってきますが、冠婚葬祭は一時的なものです。
したがって、金欠は一時的なものであり、金欠の状態が続くわけではないと判断されるので、融資してもらいやすい理由です。

おめでたいことであれば、借りる方も貸す方も晴れやかにお金の貸し借りができますね。

旅行やレジャー

旅行やレジャーなどに必要な資金を借り入れたいという理由も、審査に通過しやすい理由だと言えるでしょう。

まず、旅行やレジャーを行えるということで、ある程度の収入は確保できていると判断されます。
たとえ融資を行ったとしても返済が滞ることはなさそうだと思ってもらえるので、審査が通りやすいです。

しかし、自らの収入に見合わないような高額な融資を申し込んだ場合は審査落ちすることもありますので、気を付けてください。
なにごともほどほどが一番です。

一時的な生活費

一時的であったとしても、生活費が足りないというのは何らかの原因を抱えている場合が多いです。
まず最優先されるべき生活費が払えないというのは、慢性的にお金が足りない可能性が高いため、あまり好ましい理由とはいえません。

例外として、子供の進学が重なったり入学金を支払ったりするためであれば、一時的な金欠だとみなされるため心配ありません。
審査基準である安定した、継続的な収入があることをアピールすることが大切です。

消費者金融から借りる時にダメな理由

これまでの消費者金融でお金を借りる際の理由としては、急な金欠であるということが大切だとわかりました。
たまたま出費が重なって、あくまで一時的な金欠であると判断してもらえるような理由が好ましいのです。

では反対に、消費者金融からお金を借りる際のNGな理由をみていきましょう。

おそらく長期的な金欠だと判断されるような理由が危険だと思われます。
これは消費者金融からお金を借りるときだけでなく、友人などから借りる場合も同じことですね。

パチンコや競馬などのギャンブル

金欠の理由がパチンコや競馬などのギャンブルであった場合には、審査に通らない可能性が高いです。

パチンコや競馬などのギャンブルは、一度はまってしまうとなかなか抜け出せません。
借金をしてまでギャンブルをするのは、借りたお金が一瞬で何倍もの大金に代わる可能性があると信じているからです。

しかし、実際にそんなことが起こる確率はとても低いのです。
借りたお金でギャンブルをして、そのお金を使い果たしたらまた別の会社からお金を借りるというような借金の仕方をしている人は少なくありません。

株式投資やFX

株式投資FX資金に利用したいからという理由も、審査落ちになってしまう可能性が高いです。

投資に用いられるお金は投機的基金と呼ばれており、会社によってはこの投機的資金には利用できませんと明記している場合もありますので注意してください。

時期などによって収入が左右される株やFXは、資金を融資した場合でも必ずお金が増えるという保証はないので、その点はパチンコや競馬などのギャンブルとあまり差はないといえるでしょう。

銀行カードローンで事業性資金の融資は受け取れない

消費者金融のほかにお金を借りる手段としては、銀行カードローンが利用できます。
銀行カードローンで融資を受けたい場合にも、これまでにあげたような理由に加えて、事業性資金としての融資は行っていません。
つまり、自営業や個人事業主の人が銀行カードローンを利用したい場合には、事業性資金としてではなく生活費などという名目でお金を借りる必要があります。

場合によっては、電話などで資金使途を確認されることがありますから、注意しておきましょう。

お金が今すぐに必要な時は

次は、お金がどうしても今すぐ必要になったときに両親や知り合いからにも頼めず、消費者金融などの業者から融資してもらうにしても審査の申し込みに数日かかると言った場合の対処方法をみていきましょう。

誰も貸してくれない場合の資金調達方法としては私物を売る、クレジットカードのキャッシング枠を利用するという方法が現実的であり、使えそうです。

どうにかして危機的状況を乗り切るための最後の手段といってもよいでしょう。
ここで得た知識を活用する時がこないことを祈ります。

私物を売る

まずは私物を売るということです。
身近なものではバッグや洋服などをリサイクルショップにもっていったり、メルカリなどのオークションサイトに出品したりできます。
新品のものや誰でも使えそうな日用品などは、わりとすぐに売れるので期待できます。

自宅に使っていないものがないか探してみましょう。
出品する品物を探すついでに部屋が整頓されて一石二鳥です。
思わぬものが高く売れたりするので、いらないものはどんどんオークションにだしてみましょう。

クレジットカードのキャッシング枠

クレジットカードには、ショッピング枠だけでなくキャッシング枠も付けることができます。

クレジットカードをお持ちの場合はすぐに確認してみてください。
もしもクレジットカード審査時にキャッシング枠も申し込んでいた場合、即日現金の借り入れが可能です。
クレジットカードごとに限度額が異なりますので、今すぐ確認してみましょう。
カード会社のホームページなどで簡単に問い合わせることができますよ。

私物の販売でも足りない場合は、こちらの方法も試してみてください。

カードローンに新規申し込み

カードローンに申し込むというのも一つの手です。
銀行などは様々なローンを取り扱っていますが、急なお金の入用にはカードローンを利用することをおすすめします。

カードローンの申し込みには使用目的などを確認されることもなく、どのような理由でもお金の借り入れが可能です。
これなら株やギャンブル、事業の立ち上げ資金など、先ほどの項目では借り入れ不可能だったものにまで幅広い用途があります。

また、どこの会社でも取り扱いがあるので申し込み先を幅広く選ぶことができるのもメリットです。

保証人はいらない

カードローンをおすすめする理由はほかにもあります。
金融機関でローンを利用する際には、保証人が要りません。
周りの人に借金ばかりしていたり、身内に頼れる人がいないという人にとってこれはうれしいですね。

もしも借金が返済できなくても、他人に迷惑をかけることもありません。
また、事情があって親や友人には内緒でお金を借りたい場合にも好都合です。
保証人が不要と言うこともあって手続きも簡単に済みますので、一度検討してみてください。

早ければ即日融資も可能

お金が今すぐ必要な時は、なるべく審査が簡単ですぐに融資してもらえることが重要になってきます。

カードローンでは即日融資が可能なんです。
いろいろと条件のある人でも利用しやすいのが、カードローンの良いところです。

しかし、即日融資を受けるためには、決められた時間までに手続きを行う必要があります。
深夜や休日は対応していない場合もありますので、事前にチェックしておいた方がよさそうです。

ここでも計画的に行動するのが大切なんですね。

親からの借金は繰り返してはいけない

あなたが普通に仕事をしていて安定した収入を得ていれば、両親にお金を借りる必要なんてないはずです。

どんな理由であれ、親からお金を借りることのないように、普段からお金は計画的に使いましょう。

また、ギャンブルなどにはまるとお金を借りては負けて、の繰り返しになります。
いくら両親だからと言ってお金を貸してくれるのは最初のうちだけで、何度もお金を貸してくれるとは限りません。
そのうち愛想をつかされないように、借金を繰り返すのは避けたいところです。

親にお金を借りる時に知っておきたいこと Q&A

ここからは、親にお金を借りる際の注意点などを見ていきたいと思います。

お金の貸し借りはデリケートな問題ですので、あまり公に人に聞けませんよね。
かと言って何も知らないのでは、両親から非常識だと思われてしまいます。

世間の感覚と自分の感覚を照らし合わせながら、借金の相場やこれだけはやってはいけない最低限のマナーなどを頭に入れておいた方がよさそうです。
いつも根底には、相手への尊敬と感謝を忘れないようにしましょう。

Q1:親にお金を借りるなんて情けない?

いくらまでなら常識の範囲内と言えますか?
まず親にお金を借りることは、情けないことでしょうか。

事情によっては決して情けないことではありません。
自分の子供が困っていたら助けたいと思うのは当然ですし、お金に困ったときに真っ先に頼るのは両親というのは普通ではないでしょうか。

ただいくら両親と言っても、数千万などの高額な借金や何度もお金を借りるのはやめましょう。
お金を借りる際は、必ず借用書を作成し返済期日を守り、その他の詳細を事前に決めておきましょう。

Q2:親に借金するのと保証人を頼むのではどっちがアウト?

お金を借りるときに必要になってくるのが、連帯保証人です。
本人に返済能力がない場合に連帯保証人がかわりに借金を背負わされることになりますが、これはただ単にお金を借りるよりもアウトと言えるでしょう。

足りない分のお金を貸してほしいというのなら交渉の余地があり、金額を下げるかまたは断ることもできます。
しかし、連帯保証人となると、その時点での借金がいくらであろうとも全額肩代わりすることになります。

連帯保証人になるというのはとても覚悟がいるのです。

Q3:子どもの奨学金の保証人になるのに子供が頭を下げません。親としては納得いきません。

子どもの奨学金の保証人になる予定というのは、両親としてはごく自然なことだと思います。
国民の義務に教育を受けさせる義務と言うものもありますし、ある程度の年齢まで面倒を見るのはなんら不自然ではありません。

奨学金というのはつまりは借金ですから、将来の子供に負担を強いることになります。

しかし、子どもも払ってもらって当たり前と言う考えは改めた方が良いです。

Q4:お金を借りるなら、親と友人のどっちが良い?

友人と両親との違いと言えば、一番は血のつながりですね。
小さいころから無償の愛をかけて育ててくれたのなら、その愛情はなにものにも代えがたいものです。
少々のお金の貸し借りで関係が壊れる可能性は低い一方で、どんなトラブルがあっても法律上の関係が途切れることはありません。

一方で友人は、両親に比べると浅い付き合いと言えます。
もしも仲がこじれてしまっても、その後の人生でかかわらないこともできます。

お金というデリケートな問題ですので、まずは両親に頼った方がよさそうです。

Q5:結婚後も親にお金を頼るのは、世間的にはズレている?

結婚したというのは、一応独り立ちして新しい家庭を築くことですが、結婚後も親を頼って問題ないと思います。

結婚式の費用から子供が生まれたときの節目ごとのお祝いなど、なにかとお金がかかります。
そういったときに親が少し援助するというのは、世間的にも普通のことといえるでしょう。

また、法律においても孫の教育資金の贈与や、子・孫の住宅資金の贈与に関しては、一定の範囲なら非課税となっていますので、子供が結婚してからも親が金銭的援助をするという想定がなされています。